takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

整備不良による、アラスカ航空機の墜落事故

2000年1月31日午後4時半頃、メキシコのプエルトバリャルタ発サンフランシスコ経由シアトル行きアラスカ航空261便(マクダネルダグラスMD-83型・1992年製造)が、ロサンゼルス国際空港の北西約30Kmの太平洋上に墜落した。 この事故で乗員5名、乗客83名、計88…

太平洋上でのブラジル航空機謎の遭難事故

1979年(昭和54年)1月30日にブラジル国籍のボーイング707-320F貨物機が太平洋上で行方不明になった。乗員6名が犠牲になったほか、日系ブラジル人画家、マナブ間部の作品53点も失われた。 ヴァリグ・ブラジル航空967便は、日本とブラジルを結ぶ航空貨物路線…

国内史上最悪の鉄道事故

1940年(昭和15年)1月29日に、大阪府大阪市此花区の鉄道省西成線(現在のJR西日本桜島線)安治川口駅構内において列車脱線転覆火災事故が発生した。 駅員の分岐器切り替えの不正操作により、列車通過中に分岐器を転換したため、気動車(ガソリン動車)列車…

スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故

1986年(昭和61年)01月28日、TV中継で全世界の人々が見守る中、アメリカ・NASAのスペースシャトル・チャレンジャー号が10回目となる打ち上げの発射直後(73秒後)に大爆発を起こし、7人の乗組員全員が死亡した。低温によるOリングの弾性喪失や設計ミ…

新燃岳の噴火

2011年(平成23年)1月27日、九州鹿児島県にある霧島連山の一つ新燃岳で爆発的噴火が発生した。火山灰は新燃岳の東側にあたる都城盆地、宮崎平野南部、鰐塚山地などに広がり、遠隔地の日南市にまで降灰が及んだ。このため火口に近い高原町、都城市および霧島…

中世の災難・それは合戦と災害

埼玉県立「嵐山史跡の博物館」に行ってきた。 ここでは、災害のことを色々書いている。そのため、東武東上線の駅で「中世の災難・合戦と災害」というポスターを見たとき、これは、行った方が良いと思った。 私は、東武東上線上を使って通勤している、住んで…

飛行機の燃料切れ

1990年1月25日にアビアンカ航空052便は、乗員9人と乗客149人を乗せ、南米コロンビア、メデジンのホセ・マリア・コルドバ国際空港を離陸した。行き先は、米国、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港 である。052便の機体の自動操縦装置は故障していたた…

製造物責任法について

大きな事故ではないが、製造物責任法の説明につながり易い事故が発生しているため、ここに載せる。 //// 以下、消費者庁・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表から//// 事故発生日、平成23年1月24日。国産メーカ製の樹脂製湯たんぽに、熱湯を入…

技術士2次試験の変更・その2

昨日に続いて、技術士2次試験の変更点について述べる。 技術的体験論文の廃止と並んで大きく変更になったのは、午前中に行われていた一般論文の廃止である。(但し、総合技術監理部門は違う。) 平成19年から24年まで2次試験は、各部門毎に「一般論文」と…

技術士2次試験の変更・その1

今回は、19日の続きとなる新しい技術士試験の概要について、今度は技術士2次試験の変更点を述べる。但し、少し長いので2回に分ける。 今回の改変の目玉は、技術的体験論文の廃止と言われている。確かに廃止になる。しかし、受験申込みの受験経歴(証明書)…

ウインドシアによる、函館空港での尻もち事故

2002年1月21日13時20分頃、小牧空港発函館空港行きの全日空391便エアバスA321は、函館空港に着陸するため滑走路12の進入灯上空を飛行中であった。しかし、滑走路手前140メートル、対地高度約53フィートの地点でウィンドシア警報が作動したため回復操作を開始…

エールアンテール148便墜落事故

1992年1月20日の夕刻、エールアンテール148便は、リヨンからストラスブールに向っていた。148便は着陸アプローチの最終段階でランディングギアを降ろし、滑走路に正対するため左旋回している最中、空港から南西16km離れた山の尾根の森林に激突した。この事故…

技術士1次試験の変更点

1940年(昭和15年)1月19日には、「ファン・イムホフ号事件」と言う海難事故(事件)が発生している。しかし、これはその名の通り「事件」と言った方が適切であり、ここで取上げる事象ではないと思う。 そこで、技術士試験制度が平成25年度から新たになるた…

三井有明鉱火災事故

1984年(昭和59年)1月18日、福岡県三井三池炭鉱有明鉱において発生した坑内火災である。 この火災によって83人が死亡した。ネット上では、「日本における最後の大規模な坑内火災災害」と出ている。しかし、翌年の1985年(昭和60年)には、 北海道の三菱南大…

ブリティッシュ・エアウェイズ38便事故

2008(平成20年)年1月17日午後12時34分(現地時間)にイギリスで発生した航空事故である。死者は出なかったが、ボーイング777としては1995年に就航して以来初めて機体が大破・全損する事故となった。低温環境で長時間飛行をした際に燃料供給システム内で水…

嵐の中フレア号が脆性破壊で2つに割れ沈没

1998年(平成10年)1月16日、キプロス船籍のフレア号は、穀物を運搬するためオランダのロッテルダムを出発しモントリオールに向かっていた。しかし、ニューファウンドランド沖で嵐に遭遇し、脆性破壊による船体の欠陥から船体が2つに割れ、船体の後部は30…

FF式石油暖房機の故障による一酸化炭素中毒死

2005年01月15日 、福島県南会津郡伊南村 にあるペンションにおいて、ペンションに宿泊していた親子が、松下電器製FF式石油暖房機から漏れた一酸化炭素(CO)により、小学6年生の男児(当時12歳)が死亡。父親(当時40歳)も重体となった。その後も、同年2月23…

生誕100年 福田恆存資料展

1月14日 は書くべき事故・災害が発生していない。本当は、発生していないと言うよりも探しきれなかったというべきだろう。世界中で何にも発生していないと言うことはあり得ないはずだ。しかし、ネットで色々調べてみても無いのだから14日付けで書くべき事象…

四フッ化エチレン精製設備の爆発

2004年(平成16年)1月13日、四フッ化エチレン(フッ素樹脂の原料ガス)の製造工場で、爆発・火災の事故が発生した。 発生した場所は、ダイキン工業鹿島工場(茨城県鹿島郡波崎町)である。 工場が所在する地区では、前日に停電(2004年1月12日15時45分~16…

ハイチ地震

2010年1月12日16時53分、ハイチ共和国で起こったマグニチュード 7.0の地震。ハイチ共和国の政情不安定に起因する社会基盤の脆弱さと、地震の大きさやが相まり、死者が31万6千人に及ぶなど単一の地震災害としては、2004年12月26日のスマトラ島沖地震を越える…

伊豆大島の大火

1965年(昭和40年)1月11日、伊豆大島(東京都大島町)で大規模な火災が発生した。島西部の集落・元町 (大島町)の中心部が壊滅し、同年の「10大ニュース」にも取り上げられた。記事により「大島大火」または「伊豆大島大火」と表記される場合もある。 1965年…

コメット号空中分解墜落事故(最初)

1954年1月10日、世界最初のジェット旅客機であるイギリスのデ・ハビランド社製「コメット号」は、ローマ・チャンピーノ空港を離陸後、地中海エルバ島近くの高度約8,000mに達したところで空中分解事故を起こし35名の搭乗者全員が死亡した。 コメット号は、デ…

三俣の大雪崩

三俣の大雪崩(みつまたのおおなだれ)は、1918年1月9日に新潟県南魚沼郡三俣村(現在の湯沢町)で発生した雪崩災害である。100年近くも前の災害ではあるが、死者は155名にのぼり、2013年1月9日現在、日本最悪の雪崩災害である。 1918年1月9日午後11時30分、…

ブリティッシュ・ミッドランド航空の墜落事故

///// 以下は、ウィキペディアから省略・加筆して転載した。 1989年1月8日午後8時24分頃、イギリス・ロンドン発同国北アイルランド・ベルファスト行きブリティッシュ・ミッドランド航空(BMI)のボーイング737-400(G-OBME)が、イングランド中部のノッ…

横浜の化学工場で爆発事故

2010年1月7日午後5時45分頃、横浜市金沢区福浦一丁目の化学製品製造会社「日本カーリット」横浜工場で爆発が発生し、工場敷地内の製造棟や事務所など8棟約2200平方メートルの建物が全焼した。 消防車40台などが出動して消火にあたり、同日午後8時15分頃に鎮…

衛生管理者の免許試験

1月6日も目立った事故・災害は発生していない。 そこで今回は、衛生管理者の免許試験について述べる。 衛生管理者は、労働安全衛生規則において定められている国家資格である。 労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理をす…

英国シェットランド諸島海域でのタンカー座礁による原油流出

1993年(平成5年)1月5日、英国北部スコットランド地方シェットランド諸島海域でタンカーが座礁し、オイルが流出した。 リベリア籍米所有の大型タンカー・ブレア号が、カナダのケベックに向けて航行中に英国北部シェットランド諸島で座礁し、積載してたノル…

危険物取扱者の免許試験

1月4日は目立った事故・災害は発生していない、もちろん、それは良いことである。 そこで、今回は危険物取扱者の免許試験について述べる。 私が勤務している工場は危険物の一般取扱所に指定されているため、私は、業務の必要上、甲種危険物取扱者の免状を持…

フラッシュ航空604便墜落事故

///// 以下は、ウィキペディアから省略・加筆して転載した。 フラッシュ航空604便(ボーイング737-3Q8)は、2004年1月3日の午前4時40分(現地時間)にエジプトのシャルム・エル・シェイク国際空港を離陸し、同じエジプトのカイロ国際空港を経由してフラ…

ナホトカ号重油流出事故

1997年(平成9年)1月2日午前2時。島根県隠岐島の北北東約106kmでロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」(13,157総トン)は、機関出力が低下、操船は困難になっていた。午前3時頃大音響とともに船体に亀裂が入り、2番タンク付近で船体が分断した。また、同時刻…