31年度技術士試験Lock-On:二次試験対策講座説明会+
Lock-On:二次試験対策講座の説明会を開催します。
これまでは、説明会だけだったのですが、今回は試験内容の変更もあるので、午前の必須問題に対応した、講座も同時開催します。
既に受講されている方は、必須対応講座だけでも受講できます。
第1回
◆ 日時 2018年11月17日土曜日(10:00~17:00)
◆ 場所: アットビジネスセンター池袋駅前別館:801号室
◆ 人数: 12名(定員で締め切ります)
10時~14時:必須論文対策講座
「技術に振り回されず、技術を乗りこなす人材に必要なスキルとは」
15時~17時:「31年度Lock-On:二次試験対策講座」の説明会
途中適宜休憩が入ります。
もちろん、昼休みもありますが、昼食は用意しておりません。
各自準備して下さい。
受講料:
必須論文対策講座+特別講座=15,000円(10時~15時)
説明会は5,000円(15時~17時)
1日フルコースの場合、18,000円
既に受講されている方は、説明会なしでも結構です。
また、今回受講されて「Lock-On:二次試験対策講座」を申し込まれる場合は、5,000円を割り引きます。
第2回
◆ 日時 2018年11月18日日曜日(10:00~17:00)
◆ 場所: アットビジネスセンター池袋駅前本館:903室(1回目と場所が異なります)
◆ 人数: 8名(定員で締め切ります)
10時~15時:必須論文対策講座
15時~17時:「31年度Lock-On:二次試験対策講座」の説明会
途中適宜休憩が入ります。
もちろん、昼休みもありますが、昼食は用意しておりません。
各自準備して下さい。
受講料:
必須論文対策講座=15,000円(10時~15時)
説明会は5,000円(15時~17時)
1日フルコースの場合、18,000円
既に受講されている方は、説明会なしでも結構です。
また、今回受講されて「Lock-On:二次試験対策講座」を申し込まれる場合は、5,000円を割り引きます。
お問い合わせは、S.Takumi296@gmail.com
平成31年度技術士試験の問題は?
これまでの発表で、Ⅱ-1とⅡ-2の問題は変更が無いことが分っています。
Ⅲの問題は、これまで課題解決能力が求められていたのですが、問題解決能力と課題解決能力を求める試験に変わりました。
もっとも、ほとんど同じであろうと予測しています。
前にも、ご説明した以下の図です。
課題遂行とは、要するにゴールへの到達です。
ゴールに辿り着くには、途中にある障害を撃破(解決)しなければなりません。
それが、問題解決です。
個々の問題を解決しながら、新たに出てくる問題も合わせて解決しなければなりません。そして、最終的にゴールを目指す訳です。
これが、問題解決能力と課題遂行能力の考え方です。
今までと大して、変わりません。
ただし、文部科学省も技術士会もこれまで課題と問題を明確に定義していませんでした。
もしかしたら、それが明確になったのかもしれません。
個別の障害は問題。
ゴールへの道筋が課題。
上の図の通りです。
とは言え、全ての作問委員がそう考えて試験問題を作るのかどうか分りません。
そこは注意して下さい。
またですか?
先日、技術士会の解答間違いについて少し書きました。
今度は、29年度の試験であったミスです。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5988_1.pdf
平成30年8月24日
公益社団法人 日本技術士会
平成29年度技術士第二次試験受験申込における受験資格要件の不備について
平成29年度技術士第二次試験において、受験申込書に記載された受験資格要件である法令で定められた職務上の監督者の下での実務経験年数(従事期間)について、第一次試験合格前の業務経歴が含まれ実務経験年数が不足した状態で受験申込が行われた事案が発生しました。
日本技術士会においては、受験申込書に記載された受験資格要件について確認審査を行っているところですが、本事案については実務経験年数不足という受験申込の不備を確認することができず、当該受験者はそのまま定められた手続きに従って、第二次試験を受験し、合格して、技術士の登録手続きがなされました。なお、受験申込書の不備については、技術士登録がなされた後に判明しました。
本事案については、文部科学省において法令に照らし対応が検討されましたが、当該受験者の受験は、受験資格要件に関する当該受験者の誤解、所属企業及び日本技術士会による受験申込書類の確認ミスが重なって生じたものと認められることから、技術士法第9条に規定される合格決定の取消しの要件である「不正の手段」による受験に該当するものではなく、合格を取り消さないことが適当と判断されました。
技術士は法に基づく国家資格であり、日本技術士会として本事案の発生を重く受け止め、早急に再発防止策を講じ、適正かつ確実な試験の実施に万全を期すことと致します。
受験者及び関係者各位におかれましては、受験申込に当たっては受験資格要件に関する記入要領及び記載例の留意事項等を十分確認のうえ、適切な申請を行って頂きますようお願い申し上げます。
大雑把に言えば、
- 受験者が受験資格を勘違いして、受験の申込みをした。
- 技術士会では、受験の要件を満たしていないことに気がつかなかった。
- 受験した人の解答は合格だった。
- 合格して、技術士に登録したあと、受験資格がなかったことに気がついた。
ざっと、こんな感じです。
確かに不正ではありません。
本当に勘違いで受験したなら、合格して登録まで済ませてから「無効です」と言われるのは厳しいでしょう。とは言え勘違いかどうかは本人以外に分りません。
それにしても、チェック漏れは情けない限りです。
30年度の試験では択一試験の正答にミスがありました。
上が上なら下も下。
しっかりして下さい。
不思議な記事
以下は、読売新聞8月17日の記事です。
発見の2歳男児、3日間何も食べなかった可能性
他の新聞にもありました。
わざわざ、胃のCTまで撮ったようです。
2歳児には、被曝量として多いと思います。
胃のCTだと胸部X線の10倍近い2.0ミリSv程度の被爆です。
福島原発近辺では年間1ミリSvに制限されています(これは無茶です)。
行方不明で山の中に3日間いたのですから、何も食べていないのは調べなくても分ると思うのは私だけでしょうか?
それとも、2歳児がトカゲやカマキリを捕まえてサバイバルをしていたと思っているのでしょうか?
記事中の最後の文章が、また凄い。
「山口県警は、男児の体調が落ち着き次第、行方不明時の状況を聞き取る方針。」
これは、一体何のために行うのでしょうか?
誘拐されて、山の中の放置された可能性があるのでしょうか?
2歳の子どもがどこまで警察の追及に耐えられるのか?
ぜひ、知りたいと思います。
9月9日(日曜)技術士の失敗しない副業セミナー
名作「三四郎」(夏目漱石)を読みました
私は、日本の作家の中では夏目漱石が最も好きです。
その作品の中で、「三四郎」は特に好きな作品です。
今回、考えるところがあって、10年ぶりぐらいで読み返してみました。
繰り返しますが、「三四郎」は漱石の作品の中でも特に優れた作品であると言えます。
今風に言えば青春小説ですが、爽やかな春風を思わせる名作だと思っています。
特に好きな冒頭部分を紹介しましょう。
夜はようよう明けた。顔を洗って膳ぜんに向かった時、女はにこりと笑って、「ゆうべは蚤は出ませんでしたか」と聞いた。三四郎は「ええ、ありがとう、おかげさまで」というようなことをまじめに答えながら、下を向いて、お猪口ちょくの葡萄豆ぶどうまめをしきりに突っつきだした。
勘定かんじょうをして宿を出て、停車場ステーションへ着いた時、女ははじめて関西線で四日市よっかいちの方へ行くのだということを三四郎に話した。三四郎の汽車はまもなく来た。時間のつごうで女は少し待ち合わせることとなった。改札場のきわまで送って来た女は、
「いろいろごやっかいになりまして、……ではごきげんよう」と丁寧にお辞儀をした。三四郎は鞄と傘を片手に持ったまま、あいた手で例の古帽子を取って、ただ一言、
「さよなら」と言った。女はその顔をじっとながめていた、が、やがておちついた調子で、
「あなたはよっぽど度胸のないかたですね」と言って、にやりと笑った。
三四郎は知らない女に揶揄されます。そして、ベーコンの本を読みながら頭の中はその女のことを考えます。
元来あの女はなんだろう。あんな女が世の中にいるものだろうか。女というものは、ああおちついて平気でいられるものだろうか。無教育なのだろうか、大胆なのだろうか。それとも無邪気なのだろうか。要するにいけるところまでいってみなかったから、見当がつかない。思いきってもう少しいってみるとよかった。けれども恐ろしい。別れぎわにあなたは度胸のないかただと言われた時には、びっくりした。二十三年の弱点が一度に露見したような心持ちであった。親でもああうまく言いあてるものではない。――
23歳の三四郎は、「二十三年の弱点が一度に露見したような心持ち」で読書ができません。本当に見事な導入部分であって、こんな軽快でかつ主人公の性格を上手く描写している小説はあまりないと思います。
私の時代である昭和の大学生でも、このような出会いの僥倖はありえないでしょう。三四郎の時代は、より封建的な明治。このような「行きずりの女」が、学生を誘うようなことは、もっとありえないでしょう。そして、その機会を逃してしまう三四郎。この冒頭は、今の時代に読んでも、ドキドキさせられますが、明治当時では、画期的な内容だったでしょう。三四郎を誘う「行きずりの女」のインパクトは強烈です。この伏線の後に、再度の「行きずりの女」の登場を期待するわけですが、それ以降、登場しません。
「かげろう」のような「行きずりの女」の登場から退場。その過程における三四郎の優柔不断で不器用さは、この後の物語を支配します。恋愛に関する事件は、起こりそうで起こらないというストーリーを象徴する見事な伏線をはった冒頭シーンです。
「かげろう」のような「行きずりの女」から翻弄された後は、里見美禰子(以下、美禰子)が、「左手の岡の上に女が二人立っている。女のすぐ下が池で、池の向こう側が高い崖の木立で、その後ろが派手な赤煉瓦のゴシック風の建築である。そうして落ちかかった日が、すべての向こうから横に光を透してくる。女はこの夕日にむいて立っている」(同書、P31)と、絵画から飛び出すかのようなシーンにて登場します。この時から、三四郎は、名も知らぬ美禰子に恋心を抱くのでした。そして、美禰子に対しても、はっきりとした態度がとれずに、物語の最後をむかえます。
このように、女性に翻弄され、実らぬ恋の行方を追っかける読者にとっては、「三四郎」は、「青春小説」と最初に書きましたが「恋愛小説」と言ってもいいでしょう。
しかし、三四郎と同じような境遇で、その約80年後に東京生活を始めた私にとっては、「恋愛小説」といった狭い枠ではない、一人の九州男子の成長物語としての「青春小説」ととらえた方が、しっくりときます。
なぜならば、友人となる佐々木与次郎には、借金問題で翻弄され、物理学者の野々宮先生とは、美禰子との「仮想三角関係」というような、一人よがりな思い込みの三角関係に悩んでしまう。その妹であるよし子も、美禰子同様に、近代的な女性として、三四郎の前では、奔放に振る舞います。
美禰子との「恋の行方」も気になる「恋愛小説」ともいえますが、それ以上に、佐々木与次郎以下の名脇役たちとの出会いを通じての三四郎の成長物語としての「青春小説」として読みました。
そして、その読み方は、年齢と共変わりました。最初に読んだ大学生の時は、自分と重ね合わせて読み、最近再読した際は、三四郎の武骨ともいうべき不器用さにお節介を焼きたくなるような感情を覚えました。
さて、名脇役の話に戻りますが、広田先生は、世間ずれしている飄々とした英語教師として描かれています。しかし、佐々木与次郎の広田先生担ぎ上げ運動への風刺等、若者社会へ厳しい審美眼を光らせます。飛躍した読み方をすれば、明治時代の行く末に対して、小説家として、目を光らせていた漱石自身のモデルと見なしてもいいでしょう。
このように仮定すると、最後のシーンで三四郎が、「迷羊、迷羊(ストレイシープ、ストレイシープ)と繰り返した」(同書、P312)のも、三四郎もその他の名脇役も、そして、漱石も「青春」に対して、迷っているのです。
私にとっても、「三四郎」は、答えのない「迷える青春小説」なのです。
平成31年度技術士試験『Lock-On:二次試験対策講座』受付開始します
『Lock-On:二次試験対策講座』の受け付けを開始します。
特に始めて受験する方からの受付が多くなっています。
「8月になったら受付を始めます」とお返事していましたので、1日から始めます。
早期のお申し込みには特別プレゼントもありますので、最後までお読み下さい。
先ず、講座のコースを説明します。
そして新たに、
- 専門的学識
- 問題解決
- 評価
- 技術者倫理
- コミュニケーションの各項目
上記5つの能力を試される、必須論文問題が加えられました。また、申込み書も以下のように変更がありえると記載されています。
上記リンクの中に
Q9:業務経歴票の書き方に変更はありますか。
A9:大幅な変更はありませんが、軽微な変更の可能性はあります。決まり次第ホームページに掲載します。
とあります。
『Lock-On:二次試験対策講座』では、この辺りの変更に完全対応します。
1)ステップメール講座Ver2.0⇒ステップメール講座Ver2.5
これは、午前中の論文問題に対応した講座を4回分、他新たな注意点など全部で6回分を追加します。削除するものもあるので、全部で31回(これまでは26回)のステップメール講座です。
これが消費税込みで3,000円となります。
さらに、ステップメール講座を購入してから、『Lock-On:二次試験対策講座』へ移る場合は、講座の受講料から3,000円を割り引きます。ですから、先に購入しても全く無駄になりません。
ただし、申し訳ありませんが、31年度の講座から消費税が掛かります。
2)長期コース:試験前年(平成29年)10月1日から添削スタート。
毎月4回で6月末まで9カ月間36回の添削です。
申込書の業務経歴や業務の詳細は、何度でも添削します。
初回~2回目の受験者向けです。
また、残業が多く一日の学習時間があまりとれない方向けです。
受講料は17万円。過去の受講者さんは16万円。(消費税別)
リアル講座(会場を借りたセミナー・模擬試験)は、各講師がそれぞれ企画します。
なるべくご要望にお応えします。ただし、有料です。
口頭試験講座は、資料・テキスト・動画は無料、その他有料。
初回受講者様:税込み受講料=183,600円
再受講者様:税込み受講料=172,800円
全31回のステップメール講座Ver2.5の他、資料テキストもあります。
3)Aコース:試験年度(平成30年)1月1日から添削スタート。
毎月6回で7月10日まで7カ月間42回の添削です。
申込書の業務経歴や業務の詳細は、何度でも添削します。
初回~2回目の受験者向けです。
受講料は17万円。過去の受講者さんは16万円。(消費税別)
リアル講座(会場を借りたセミナー・模擬試験)は、各講師がそれぞれ企画します。
なるべくご要望にお応えします。ただし、有料です。
口頭試験講座は、資料・テキスト・動画は無料、その他有料。
初回受講者様:税込み受講料=183,600円
再受講者様:税込み受講料=172,800円
全31回のステップメール講座Ver2.5の他、資料テキストもあります。
4)Bコース:試験年度(平成30年)1月1日から添削スタート。
毎月3回で6月30日まで6カ月間18回+2回(期間中いつでもOK)全20回の添削です。
申込書の業務経歴や業務の詳細も何度でも添削します。
数回目の方や総監部門の受験者向けです。
受講料は8万円。過去の受講者さんは7万円。(消費税別)
リアル講座(会場を借りたセミナー・模擬試験)は、各講師がそれぞれ企画します。
なるべくご要望にお応えします。ただし、有料です。
口頭試験講座は、資料・テキスト・動画は無料、その他有料。
初回受講者様:税込み受講料=86,400円
再受講者様:税込み受講料=75,600円
全31回のステップメール講座Ver2.5の他、資料テキストもあります。
5)短期コース:試験年度(平成30年)5月1日から添削スタート。
添削回数は、毎月の制限がありません。5月1日(申し込まれた日)から7月10日まで3カ月間15回の添削です。
申込書は提出が終っていますから、添削ありません。
数回目の方や総監部門の受験者向けです。
受講料は8万円。過去の受講者さんは7万円。(消費税別)
リアル講座(会場を借りたセミナー・模擬試験)は、各講師がそれぞれ企画します。
なるべくご要望にお応えします。ただし、有料です。
口頭試験講座は、資料・テキスト・動画は無料、その他有料。
全31回のステップメール講座Ver2.5の他、資料テキストもあります。
初回受講者様:税込み受講料=86,400円
再受講者様:税込み受講料=75,600円
メールでのお申し込み、お問い合わせは
そして、8月9月中に長期コース、Aコース、Bコースにお申し込みを頂いた方には、初歩の論文対策全6回(9月~11月)の添削コースが別につきます。
論文が苦手な方は、お早めにお申し込み下さい。追加料金などはありません。
これは、あまりお申し込みが多い場合は先着順で締め切ります。
『初歩の論文講座』は、全6回のオリジナル問題で論文の書き方を徹底的にご説明します。
もう一つ、プレゼントがあります。
現在執筆中の試験対策本『技術士試験合格者たちの勉強法』学芸出版刊
を無料プレゼントします。
出版されるのは2018年12月~2019年1月頃ですが、出版され次第送付いたします。
技術士試験の勉強方法や、試験解答のポイントなど分りやすく解説した本です。
ぜひ、活用して下さい。
函館で楽しんでいます
父の七回忌と言う、個人的な用事で21日、22日は函館です。
埼玉と比べて、10度以上の温度差があり、こちらは快適です。
私は、気温30度程度だと気になりません。
埼玉県民で30年近いですから、暑さには鍛えられています。
しかし、35度を超える暑さは、人間に適していると思えません。
函館は、昨日21日の最高気温が25度でした。
今日はお寺に行きますが、予想気温26度です。
これくらいだと、汗もでません。
と言うことで、朝市でイカ刺しとビール三昧です。
これを30分で完食しました。
皆さん、魚は綺麗に食べましょう。