takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

平成31年度技術士試験の問題は?

これまでの発表で、Ⅱ-1とⅡ-2の問題は変更が無いことが分っています。

Ⅲの問題は、これまで課題解決能力が求められていたのですが、問題解決能力と課題解決能力を求める試験に変わりました。

もっとも、ほとんど同じであろうと予測しています。

前にも、ご説明した以下の図です。

 

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課題遂行とは、要するにゴールへの到達です。

ゴールに辿り着くには、途中にある障害を撃破(解決)しなければなりません。

それが、問題解決です。

個々の問題を解決しながら、新たに出てくる問題も合わせて解決しなければなりません。そして、最終的にゴールを目指す訳です。

これが、問題解決能力と課題遂行能力の考え方です。

今までと大して、変わりません。

 

ただし、文部科学省技術士会もこれまで課題と問題を明確に定義していませんでした。

もしかしたら、それが明確になったのかもしれません。

個別の障害は問題。

ゴールへの道筋が課題。

上の図の通りです。

 

とは言え、全ての作問委員がそう考えて試験問題を作るのかどうか分りません。

そこは注意して下さい。