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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

STAP細胞と科学の歴史

科学技術

 私自身はあまり関心がありませんが、昨日は「STAP細胞」の件でマスコミは大賑わいでした。これまでの科学上の大発見でも、後になって間違いだったというものは数多くあります。もちろん、発見者には、人を騙すつもりは毛頭ありませんでした。

 

 福島原発の記事を怠けている訳ではないのですが、これまでにあった科学上の重大発見で後になって間違いでしたというものを3件ご紹介します。どれも、その時は大騒ぎになっていますが、今思えば「やっぱりね」と言うものばかりです。

 

 3件の事例とは古ものから並べると以下の通りです。

 

N線の発見:1903年に、フランスの物理学者ルネ ブロンドロが「発見した」とする「新種の放射線」は、「追試(再現実験)の失敗」し最終的には存在しないと確定されました。この時は、存在しないN線に対し100人を科学者が自分も発見したと報告し、300近くの論文が発表されています。

ポリウォーター事件:1966年にソ連のボリス デリャーギンが発見したとする、水の特殊な状態です。その報告から存在が否定されるまでに起きた一連の学会の熱狂と社会現象はポリウォーター事件として知られています。7年後の1973年、発見者のボリス デリャーギン自身がポリウォーターの存在を否定しました。

常温核融合:1989年にイギリス・サウサンプトン大学のマーティン フライシュマン教授とアメリカ・ユタ大学のスタンレー ポンズ教授が、この現象を発見したとマスコミに発表しました。この時は、私もリアルタイムで覚えています。そんな馬鹿なと思ったのですが、「本当ならエネルギー問題は解決だ」などと考えたものです。何しろ試験官の中で核融合ができるのです。

 

 他にも沢山ありますが、この3つは特に有名な「事件」でしたので、明日から3回に分けて少し詳しくご説明します、なぜそのような発見にいたったのかに焦点を当てますので今回の騒動と比べて見て下さい。ただし、常温核融合だけは、今でも完全否定にいたっていません。まともな、科学者は否定していますがズレてしまった科学者が「国際常温核融合学会」などと言う団体を作って研究結果を発表しあっています。

 

 また、オカルト系の作家(本人は科学者を自称しています)の中には、「現代科学では、常温核融合を説明できない。それは、現代物理学が根本から間違っているからだ」などと仰る方もいます。この系統の人は、常温核融合自体が、根本的に間違っているとは思わないようです。まあ、ここまで来ると普通の人は相手にしないので実害はありません。心霊現象も「科学的に説明できる」と仰る方もいますから何でもありです。私は、説明なんかしているより、幽霊を1人連れてきてテレビに一緒にでるとすれば手っ取り早いのにと思うのですが、それはできないようです。