安全を軽視するとこんな事故が起きるかもしれない:メキシコ湾原油流出事故
2010年4月20日世界の原油流出事故でも稀なほど大きな事故が発生しています。
石油メジャーの1社、BPが保有する2010年4月20日世界の原油流出事故でも稀なほど大きな事故が発生しています。
石油メジャーの1社、BPが保有する海底油田掘削作業中にその事故は発生しました。
BPによると2010年7月16日までの原油流出量は約78万キロリットル(490万バレル)だったとのこと。これは、1991年の湾岸戦争(推計600万バレルとも)に次ぐ規模です。
1989年に4万キロリットルが流出したアラスカ州の(エクソンバルディーズ号原油流出事故)をはるかに超えました。被害規模は数百億USドルとされています。
BP社は、イギリス・ロンドンに本拠を置くエネルギー関連企業です。
国際石油資本であり、スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の一社です。
BPは元々「British Petroleum」(ブリティッシュ・ペトロリアム、英国石油)の略でしたが、2001年に正式名としてBPを使うことになりました。
日本ではBPとカストロールの両ブランドを扱っており、BPジャパン株式会社で船舶用燃料と潤滑油、工業用潤滑油などの石油製品の販売しています。また、自動車用エンジンオイル事業は、ビーピー・カストロール株式会社で行っています。
事故は2010年4月20日夜、世界最大の沖合掘削請負会社トランスオーシャン社が管理する石油掘削施設ディープウォーター・ホライズンで、大規模な爆発から始まっています。
事故当時、126名が働いていましたが11人が行方不明となり、17人が負傷しながらも脱出しています。場所はルイジアナ州ベニス沖80キロ。
この映画は、その事故の模様を映画として再現しています。
事故の原因は安全チェックを怠っただけというお粗末なもの。
ただし、たいていの事故はこのようなことが原因になっています。
映画としても十分楽しめます。迫力満点。
そして、安全を軽視するとこんなことが起きてしまうと改めて考えてしまいます。
もっと早く行きたかったのですが、なかなか行けなくて日曜日にやっと行ってきました。