平成30年度の技術士二次試験:悩むよりも行動しよう!
お問い合わせが多いのでしつこいですがお知らせです
当初平成30年度より技術士二次試験の内容が変更になる予定でした。
しかし、文部科学省や技術士会の事情により変更は延期になっています。
ですから、平成30年度の試験はこれまで通り変更ありません。
午前中は択一試験です。
午後はⅡとⅢそれぞれ2時間の論述試験です。
繰り返しますが平成29年度の試験と変わりません。
ただし、詳細な部分では何か変更する可能性はあります。その辺りは直接問い合わせても教えて貰うことはできません。恐らく口外しないと思います。
今日の時点で技術士会のサイトを見ても新情報はありません。
また、文部科学省の技術士分科会のサイトを見ても特に情報はありません。
相手はお役所ですから「受験者のために」などと考えてくれることはないのです。
ですので、現時点で試験内容がどうなるこうなると悩んでもどうにもなりません。基本的に今年と同じ試験内容になると考えて準備して下さい。
試験制度や試験内容で悩むより
先ず、勉強と練習を繰り返しましょう。
気持ちは分りますが、どんな試験内容になってもそれは技術士試験に変りは無いのです。口頭試験を含めて問われる能力は
- 専門分野に関する高等な学識・見識
- 応用能力
- 課題解決能力
- 技術士制度に関する知識
- 技術者倫理
これだけです。
他にはありません。
制度のことで悩んでないで学習計画を立てて勉強開始した方が合格出来ますよ。
私は、これまで4期で200名以上の受講者さんにアドバイスしてきましたが、傾向として受かる人は自分のやり方に悩みを持たず突き進むようです。
勉強方法は?勉強時間は?必要な参考書は?予想問題は?頻出テーマは?
こう悩んでいる人は良い結果に繋がりません。
試験に受かるために一番やらなければならないことに集中しましょう。
高校や大学の受験とは異なる試験です
技術士を受ける人は優秀な受験生だった方が多いのです。
ですから昔の成功を思い出して同じように勉強します。
しかし、技術士試験に限って言えばそれは間違いです。
技術士試験は、教科書の知識を問う試験ではありません。
応用能力と課題解決能力問う試験です。
インプットよりもアウトプットに力を入れて下さい。
勉強よりも練習です。
そして専門家としての視点を養って下さい。
それが出来ていないと不合格になるのです。
もうよろしいでしょうか!
受験すると決めたのなら、賽は投げられたのです。
ルビコン川を渡りましょう。