takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

技術士二次試験注意事項

変な時間ですが、試験の注意事項にもう少し触れておきます。

技術士会では、7月12日に受験票を発送しているので国内ならどこに住んでいっらしゃる方でもお手元に届いているはずです。届いてないと言う方は、すぐに日本技術士会に連絡なさって下さい。

以下は、試験が始まってからの注意事項です。

  • 試験会場には時間の余裕を持って会場に着くようにして下さい。
  • このブログでは、電車の事故に関して色々触れてきましたが、諸外国ほどではないにしろ、交通機関のトラブルは思っている以上に発生しています。
  • 試験会場では、入り口でA4用紙1枚に書かれた注意事項を配布しています。注意事項をよく読み、解答用紙の記入の仕方等に注意して下さい。
  • 試験時間の終了10分前までに答案を書き終えるよう時間配分を考えましょう。それと、論文の解答は問題を読んでいきなり書き始めると後悔することになります。先ず、問題用紙の余白等に答案の構成案やキーワード等をメモしてから答案作成にかかりましょう。最初に10分使っても、その方が書き直しの可能性を減らしミスを防ぎます。
  • 選択形式の問題ではどれが一番よい答案を書けるかを十分検討してから選択解答しましょう、15分以上書いてから他の問題に変更するのは不可能です。
  • 答案を書き終えたら、誤字・脱字のチェックをして下さい、誤字・脱字は3つ以上あると大きく減点になるらしいです。それと、漢字を書くとき略書きはしないで下さい、変な略字は誤字と見なすそうです。これは、どちらも元試験委員の方から伺いました。
  • 答案が思うように書けなくても、慌てないで頭の中の知識を総動員して書き込みましょう、数行程度の空欄なら合格の可能性は十分あります。また、最後は「以上」で締めくって下さい。引き締まった感じがして印象も良くなります。
  • 加えて、最後は必ず、受験番号や受験部門・選択科目名・専門とする事項や、問題番号、答案用紙のページ番号の記入に間違いや漏れがないかをチェックして下さい。時間が余る人はほとんどいないと思いますが、早く出る必要は全くありません。今回も問題用紙は持ち帰ることができるはずです、問題用紙に解答を書いておきましょう。とくに、総監の場合、筆記試験に合格した後の口頭試験で論文の解答について質問されます。総監は600字詰め用紙を5枚書きますから腕も疲れているはずです、ですが最後の力を振り絞って自分の解答論文を書き写しましょう。80%書き写すことができればとても安心できます。
  • 今年から、再開された択一問題は、すぐに正解がわかるものから解きましょう、計算算問題など時間がかかりそうな後から解答した方が良いと思います。ただし、以前ここで述べたことがありますが、計算問題の方が間違いなく答えられます。残り、2週間は計算問題の公式を暗記することに使って下さい。
  • 択一問題は、「適切なもの」を選ぶのか、「不適切なもの」を選ぶのかを勘違いしていないか、問題番号と回答が一致しているか、指定数を超えて回答していないか、などをチェックして下さい。1問でも余分に解答すると失格になります。

今年は、試験方法が変更になって1回目の試験です。過去の例を見ると方法を変更した境目では合格率が少し上がります。今回が2回目以上の受験に当る方は、今回で決めるつもりで受験して下さい。

以上、拙い激励文でした。