takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

製品事故

ハラールとハラーム:異文化の理解はできるのか?

これも以前取り上げました。 インドネシアの味の素事件です。 以下は、 cilsien.info から インドネシア味の素事件(2001年) 2001年1月、インドネシア味の素のうま味調味料"AJI-NO-MOTO"がハラル認証を受けながら、認証後に発酵菌の栄養源を作る過程で使用…

技術者倫理-ミートホープ食肉偽装事件

この事件は、北海道の食品加工卸会社「ミートホープ」が偽の牛ミンチを出荷していた事実を元役員が農林水産省に告発したことから始まりました。元役員(赤羽喜六氏)は、北海道農政事務所に訴えたのですが、農水省は全くアクションを起さず黙殺されてしまい…

パロマ工業ガス湯沸かし器による一酸化炭素中毒死事故

2005年11月27日、東京都港区のアパート内の部屋で、パロマ工業製瞬間湯沸器が原因となり一酸化炭素中毒による死亡事故が発生した。安全装置を構成するコントロールボックスにはんだ割れが相次いだため、不正改造し、安全装置が働かなかったことが原因と推定…

こんにゃくゼリーによる窒息事故、本当に怖いのは・・・

2008年(平成20年)7月29日、兵庫県内で、凍らせたこんにゃく入りゼリーを、祖母が1歳9ヶ月の男児に与えたところ、喉に詰まらせた。 病院に救急搬送されたが、9月20日に亡くなった。 経過 国民生活センターの発表によると、この事故以前にも1995年1月以降、1…

製造物責任法について

大きな事故ではないが、製造物責任法の説明につながり易い事故が発生しているため、ここに載せる。 //// 以下、消費者庁・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表から//// 事故発生日、平成23年1月24日。国産メーカ製の樹脂製湯たんぽに、熱湯を入…

FF式石油暖房機の故障による一酸化炭素中毒死

2005年01月15日 、福島県南会津郡伊南村 にあるペンションにおいて、ペンションに宿泊していた親子が、松下電器製FF式石油暖房機から漏れた一酸化炭素(CO)により、小学6年生の男児(当時12歳)が死亡。父親(当時40歳)も重体となった。その後も、同年2月23…