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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

『永久機関』という永遠の夢あるいは、永遠の嘘ー1

科学技術

現在ではそれほどではありませんが、熱力学の法則が明確になるまで、永久機関は科学者や技術者の夢でした。

例えば、前回リンクしたエッシャーの絵を単純なイメージにすると、以下のようなものでしょう。一目で「あれ?」と思いますが、エッシャーの絵はこれが巧妙に描かれていると思えばよいのです。

 

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永久機関の定義を簡単に言うと、外部からエネルギーの供給を受けずに仕事を続ける装置です。

中世時代には、もっと単純に外部からエネルギーを供給しなくても永久に運動を続ける装置と考えられていました。しかし、慣性の法則によれば外力が働かない限り物体は等速直線運動を続けます。また、地球だって角運動量保存の法則により46億年も自転と公転を続けています。そのため、単純に運動を続けるのではなく、外に対して仕事を行い続ける装置が永久機関と呼ばれます。

これが実現すればエネルギー問題は一気に解決、石炭も石油も不要です。世界経済は大混乱になるでしょうが、公害問題も解決できるでしょう。ですから、一獲千金を狙う、科学者や技術者は夢中になりました。人生を狂わせた人もいます。

ごく一部の「フリーエネルギー論者(≒永久機関を信じる人)」は、「自分が発明した、永久機関は、石油メジャーの手によって、抹殺された、私も命を落とすところだった」などと語ります。本気だとすれば、病院に行くべきです。金儲けのためだとすれば、許せない人です。

話を戻します。これは、もし本気で調べて書きだせば1冊の本になると思います。技術の歴史が好きな私としては、早く今の本を書き上げて、永久機関についてその歴史を書いてみたいところですが、出してくれる出版社はないでしょう。

現在ではまともな科学者・技術者は永久機関に興味を持ちません。もちろん、私も歴史的な意味以外では永久機関について考えると言うことはありません。

ですから、本や資料も少ないのが実情です。

今、手に入れやすい、まともな本は1冊だけ。「永久運動の夢」 (ちくま学芸文庫) 文庫 です。

永久機関のために1冊の本を読むのは嫌だと言う方は、このブログを読んで下さい。

 

熱力学の法則により、永久機関は作れないことが理論的に分かったのは、19世紀の中頃です。これ意外と遅い気がしませんか?

そのため、18世紀の科学者、技術者は永久機関を開発しようと精力的に研究を行っています。しかし、18世紀の終わりには純粋力学的な方法では実現不可能だということが明らかになりました。(下の絵のような装置です)

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今なら、一目で「こんなもの動く訳けがないだろう」と言うところですが、当時はまじめに考えて真剣に作っていたのです。

逆に、飛行機だって「人が空を飛ぶなんて無理に決まっているだろう!」と言われていたのですから、永久機関だって作れないはずはないと考えた人はいたのです。

しかもです、本人は本気でしょうから、笑いはしませんが、現在の日本でも永久機関を発明したとして、特許申請を行う人がいます。もちろん特許は認められていません。

特許庁のデータでは、1993年から2001年6月の間に35件の出願があったようです。そのうち5件に審査請求がありました。審査請求にはそれほどお金はかかりません。

まともな、弁理士さんは永久機関を取り扱わないと思います。おそらく自分で特許明細を書いて出したのでしょう。

続きます。

 

 

 

エッシャーの滝

科学技術 美術・文学等など

オランダの版画家、エッシャーに永久機関を彷彿させる作品があります。

 

閉じた水路を滝が循環して流れる不思議な「だまし絵」です。水は高低差があるからこそ流れ落ちます。滝が水路を1周して元の位置に戻るはずはありません。戻るはずはないのですが、この絵に描かれた滝の流れをたどっていくと、どういうわけか出発点に帰ってきてしまいます。一瞬,狐につままれたような気分に陥る奇妙な世界がそこに広がる訳です。

マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher, 1898年6月17日~1972年3月27日)は、オランダの画家(版画家)でした。建築不可能な構造物や、無限を有限のなかに閉じ込めたもの、平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたもの等、非常に独創的な作品を作り上げました。

エッシャーは、1958年に著した『平面の正則分害』のなかで、なぜ正則分割を使うかについて語り、正則分割幾何学的要素について例をあげて説明しています。そして図と地に関する重要な問題を解き明かしながら形態を変容させる展開へと導いています。
しかし、この作品の構図はどうやって思いついたのだろう?と考えてしまう作品ばかりで、この特殊な絵を考えついた、特殊な才能に驚くのです。

もちろん,これは目の錯覚を利用したものと言ってしまえば、それだけです。

でも、この独特で幻想的な画風と幾何学的に巧妙なテクニックは、観る者に驚きを与え、不思議な感覚の中に連れ出されてしまいます。

『平面の正則分害』の中には、発想のヒントになるようなこんな文章もあります。

 

最初は,図形を系統的に作り上げる可能性についてどんなアイデアも持っていなかった。私はなにも「基本原理」を知らず,どうすればよいか見当もつかないまま,動物に見たてた合同な形を入り組ませようとしていたのだ。

しかし基本原理に関する多くの文献を研究し,とりわけさまざまな可能性を考えさせた素人理論が形成されるにつれて,数学の訓練を受けていないための限界はあるが,それでもだんだんと新しいモチーフのデザインがたやすくなってきたのである。

私はそれに取りつかれたように心を奪われ,本当のマニアのように浸りきって,時々そこから自分自身を引き離すのが難しいほどであった。

 (強調は、匠習作)

文献を研究し、書物を読むことで、「新しいモチーフのデザインがたやすくなってきた」のが、本当なら凄いことです。本を読んで絵のデザインができるのでしょうか?

本人がそう言うのですが、これは何か違うのではないかと思います。

何度も絵を描いて、行き詰まって、また描いて、そして文献を研究して、この繰返しの中で、絵を描いたことを省いて説明しているのではないかと思います。

冒頭で紹介した、滝の絵は、永久機関を思い出させます。

永久機関は、世界の技術史を調べる上で、欠かせない要素の一つです。これから、何回かに分けて、このエッシャーの絵にちなんだ、永久機関のことぉ書いて見ます。

それほど、長くは書きません、3~5回程度で終るでしょう。

 

 

 

息抜きに「意識高い系」

意識高い系」と言う言葉、よく意味が分かりませんでした。

周りに若い人がいないかかもしれませんが、意識高い系=自意識過剰ぐらいに考えていました。

それが今では、オジサンを揶揄する時にも使用されると知って少し驚きました。

およそ1年前の記事ですが、雑誌SPAの記事です。

どうでも良い記事ですが、理髪店で時間を待つときに雑誌や漫画を見るのと同じです。

読むではなく、見て下さい。笑う方も、笑われる方も「紋切型」です。

 

 

意識高い系オヤジが多用する言葉辞典

エビデンスを示せ
意識高い系オヤジがムキになると相手に対して発する一言。横文字を使用するため知的な響きを感じるが、単に「証明しろ!」と詰め寄っているだけで、何の解決にも繋がらない幼稚な言葉。


●お金より価値が大事
拝金主義を嫌い、人に感謝されることを第一に考えるオヤジが大切なものとして語る価値観のこと。

●女は○○でないと
単に「ヤラせろ」と言えないばかりに、上から目線で理想の押し付けを行い逆効果となっている言葉。

●ご縁に感謝
セミナー好き意識高い系オヤジが、主にSNS上で結びの一言として使用する。毎回「感謝」や「ご縁」と表現するが、名刺交換をしてもお礼メールを自ら送ることはなく、フェイスブックの無言友達申請や、無断メルマガ登録などは積極的に行う傾向にある。

●コミットする
大手スポーツジムのCM放送以降、多用するオヤジが急増。コミットの正式な意味は「責任・約束」「委託・委任」「責任を持つ関わり」等であるが、オヤジの中には、「集中」「取捨選択」という意味で使っている場合がある。

●コンセンサスをとる
政治シーンで多用されることから、知的レベルを誇示したいオヤジが使用する。本来の意味は「合意」であるが、「賛成」「バランス」という意味で誤用されがち。

●引き寄せる
ベストセラーとなった『引き寄せの法則』を愛読するオヤジが使う自己啓発用語。「チャンスを引き寄せる」など、さまざまなものとの因果関係を無理やりこじつけられる便利な言葉。

●マストで
ハッキリしたニュアンスにすることで、“決断力のある俺”を演出。しかしどうでもいい話においても連呼されがちで、知らぬ間に会話をギスギスさせていることも。

●僕にもそんな日があったけどさ
年下への説教の前フリの一種。自分の武勇伝や自慢話をしたいだけなのだが、一言加えるだけで共感力が高くなったように感じられる魔法の言葉。

●日本のために
右・左を問わず、政治系意識高いオヤジが持論を展開する前フリとして用いる言葉。「日本のため」という免罪符をつけて、自己主張を正当化させようとする。

●予想通り
ホリエモンの「想定の範囲内」という言葉を、使いたいけど恥ずかしくて使えない人々によって用いられてきた表現。類語に「だと思ったよ~」がある。

リテラシーを持て
自分より知的レベルが劣ると判断した対象に使用される横文字。本来の意味は「何かの分野や物事に習熟して使いこなすことができる能力のこと」だが、「知識」「マナー」という意味合いで用いられることが多い。正しい意味を理解している人が少ないため、適当に用いても墓穴を掘らず、かつ知的な雰囲気も醸し出せて一石二鳥。

●ビジネスを加速させる
「加速」の意味を説明できない者多数。「処理スピードを早める」というニュアンスで用いる者も。

●イベントのお誘いです
気に入った女性、または自分好みの女性を再度集めるための口実として使用する。イベントは「セレブ・マスコミ系異業種交流会」など虚飾に満ちたものであることが多い。

 

 

この記事を書いた人自体、「リテラシー」を間違って使っていますが、まあ、良いでしょう。また、「ビジネスを加速させる」=「処理スピードを早める」は無理があると思います。聞いたことがありません。

 

 

入り乱れる気持ち

資格・試験

筆記試験の結果が発表になり、それぞれの人が本年度の結末を一度迎えました。

 

ご存知のない方のために書くと、技術士二次試験は、筆記試験と口頭試験に分かれます。(一次試験と言うものもありますが、全く別なのでここでは触れません)

筆記試験は合格率15%程度の狭き門です。

合格者の平均年齢42~43歳程度、業務歴平均だと15年程度のエンジニアが受けます。

口頭試験は、筆記試験の合格者だけが受けられる試験です。

こちらは、合格率80%程度。落とす試験ではありません。

口頭試験は11月末~来年1月中頃に指定された日で開催されます。

この口頭試験で落ちると、来年はまた筆記試験から受けなおしです。技術士会の自慢ですが、これが厳しいですね。

筆記は落ちる人が多いから、比較的立ち直りも早いのです。「まあ、仕方がない」と思えるのです。しかし、8割以上が受かる口頭試験で落ちると、「なんで俺だけ」と思ってしまいます。

試験委員2~3名に対し、受験者は1名です。時間は20分~22分程度。

私の頃は45分もありました。人にもよりますが怖い顔でこちらを見る試験委員が多いのです。

せっかく色々なことを頭に入れたのに緊張で頭が真っ白になる人もいます。

昨年は、この人なら受かるだろうと思っていた人が不合格でした。

最初の質問で解答したら、試験委員が「そんなことを質問しているんじゃない!」と怒った声で言ったそうです。

その後、顔面蒼白、頭は真っ白でろくに受け答えができない状態で終わってしまったそうです。

 

筆記試験はその人の頭脳が試され、口頭試験はその人の度胸と、人柄が試される。そんなことを言う人もいます。冷静に落ち着けばなんて言うこともない質問です。緊張さえ押さえれば乗り越えられるのです。まあ、そこが難しいのですが。

一つアドバイスします。

そこが弱い人(緊張に弱い人)は、場数を踏んで下さい。模擬試験を何度も受けるのです。

私は、一度に機械と総監を受けましたから、両方で11回も模擬試験を受けました(スカイプの模擬試験5回も含みます)。できれば、毎回違う人が良いのですが、そんなに多くの模擬試験はないでしょう。そこは、自分で考えて下さい。

流石にこれだけ受けると、模擬試験とは言え、慣れてきます。

本番はもちろん緊張しますが、手に汗握るほどにはなりません。

 

筆記試験に受かった皆さん、10人に2人の中に入らないように準備して下さい。

しっかり対策すれば、来年の3月には合格通知が届くはずです。

 

 

 

 

 

 

通信講座(グループウェア講座)の合格率

当然の話ですが、割と質問されるのが、合格率はどれくらいですか?

 

です。

まだ集計できていませんが、今年は30%程度まで落ちると思います。

そもそも、およそ半分の方は、最後まで続きませんできた。

38名の受講者さんで、5~7月に一度も解答を送って来なかった方が、18名もいます。

せっかく、お金を払ったのですから何とか続けて欲しいと思っているのですが、なかなかそうはなりません。

ですから、続かなかった人を除けば、合格率60%になります。

 

今、一番悩んでいるのは、受講者さんのモチベーション維持です。

他の技術士に言わせると、「そんなものは本人の問題ですよ、講師が悩むことじゃない」と言うことですが、私はそうは思えません。

子供ではない、大人の人をやる気にさせて勉強を続けさせるにはどうすればよいのでしょう。しかも、仕事ではないのです。中には、家族に嫌な顔されて続ける人もいるのです。

 

平成29年度の講座では、毎週メルマガも送って、動画付のステップメールも配信しています。1回で送ってしまうと、届いて終わりになるかもしれないからです。

試験ですから、教材を使って勉強を続けないと受かりません。続けるためには、「1度に送らず、毎週の方が良いのでは?」と考えました。

 

モチベーションアップに関するビジネス書は30冊ぐらい購入して読みました。

正直、どれも参考にならなかったです。仕事なら誰だってやります。

特に、技術士目指すような人は、基本的に第一線のエンジニアです。逆に、仕事に熱中するあまり、試験勉強ができなくなるのです。

 

もちろん、業務優先で構わないのですが、その中から試験勉強の時間を捻出してもらうしかありません。

 

前々回に書きましたが、平成30年度から試験の内容が変わります。

昨年、一昨年と合格できなかったかたは、来年受からないと、今度は、異なる試験対策が必要になります。

今年不合格だった方は、ぜひ、29年度の試験で決めて下さい。

微力ですが応援します。

 

 

平成28年度技術士試験・筆記試験の結果

この後、口頭試験がありますが、取りあえず筆記試験の結果です。

 

機械部門     297人(筆記合格者数)以下同
船舶・海洋部門 5人
航空・宇宙部門 17人
電気電子部門  220人
化学部門    33人
繊維部門    15人
金属部門    36人
資源工学部門  4人
建設部門    1,944人
上下水道部門  223人
衛生工学部門  71人
農業部門    133人
森林部門    109人
水産部門    27人
経営工学部門  61人
情報工学部門  70人
応用理学部門  95人
生物工学部門  26人
環境部門    99人
原子力放射線部門 29人
総合技術監理部門  513人

全21部門合計では、4,027人の方が合格です。

昨年度の筆記試験合格者数は4,061人でしたので、全体的にはほぼ同じ合格者数です。

ただし、総合技術監理部門の合格者数は753人から513人とかなり減りました。

やはり、昨年は少し緩かったのでしょう。


総合技術監理部門の合格者数が少なく、他の20部門の合格者数が多くなっております。

合格率は、その部門毎によってそれほど変わりません。

筆記試験の合格率が比較的高い、機械や経営工学は、口頭試験が厳しいです。

 

筆記試験に受かった皆さんはあと少しです。

今年決めましょう。

 

逆に、結果が出なかった皆さんは、諦めず再挑戦して下さい。

きっと、合格できます。

 

 

平成30年度の試験から、技術士試験は大幅に変わります

平成28年10月18日(火)の科学技術・学術審議会技術士分科会
第9回制度検討特別委員会において、技術士試験における変更が報告されました。

以下がその内容です。

I.技術士第二次試験筆記試験(総合技術監理部門を除く)の必須科目について
記述式の出題とし、技術部門全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び
課題遂行能力を問うものとする。
つまり、択一式は無くす。

II.現在96ある技術部門・選択科目の科目数を69科目に整理統合する。

例えば、現在10科目ある機械部門は、

1.機械設計

2.材料強度・信頼性、
3.機構ダイナミクス・制御

4.熱・動力エネルギー機器

5.流体機器、
6.加工・生産システム・産業機械

の6選択科目になる。

以下他の19部門の変化を略記すると、
・船舶・海洋3選択科目を1.船舶・海洋に(舶用機器は機械部門へ)
・航空・宇宙3選択科目を1.航空宇宙システムに統合
・電気電子5選択科目は、変わらず(発送配変電が電力・エネルギーシステムに名称変更)
・化学5選択科目が1.無機化学及びセラミックス、2.有機化学及び燃料、
  3.高分子化学、4.化学プロセスに
・繊維4選択科目が1.紡糸・加工糸及び紡績・製布、2.繊維加工及び二次製品に
・金属5選択科目が1.金属材料・生産システム、2.表面技術、3.金属加工に
・資源工学3選択科目が1.資源の開発及び生産、2.資源循環及び環境浄化に
・建設11選択科目は全く変更なし
上下水道3選択科目を1.上水道及び工業用水道、2.下水道に
・衛生工学5選択科目を1.水質管理、2.廃棄物・資源循環、3.建築物環境衛生管理に
・農業7選択科目を1.畜産、2.農業・食品、3.農業農村工学、4.農村地域・資源計画、
 5.植物保護に
・森林4選択科目を1.林業・林産、2.森林土木、3.森林環境に
・水産4選択科目を1.水産資源及び水域環境、2.水産食品及び流通、3.水産土木に
・経営工学5選択科目を1.生産・物流マネジメント、2.サービスマネジメント
情報工学4選択科目を1.コンピュータ工学、2.ソフトウエア工学、3.情報システム、
 4、情報基盤に(名称変更のみ)
・応用理学3選択科目は変更なし
・生物工学3選択科目は1.生物機能工学、2.生物プロセス工学に
・環境4選択科目は全く変更なし
原子力放射線5選択科目が、
 1.原子炉システム・施設、2.核燃料サイクル及び放射線廃棄物の処理・処分、
 3.放射線防護及び利用になった。

受験者は選択科目の内容も、再確認する必要がある。

III.試験方法の具体的方向性と試験時間、配点が次のように変更になる。

必須科目:
「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力を問う。
(記述式、600字詰用紙3枚以内、試験時間2時間、配点40点)

選択科目1:
「選択科目」に関する専門知識及び応用能力を問う(記述式、600字詰用紙3枚以内、配点30点)

選択科目2:
「選択科目」に関する問題解決能力及び課題遂行能力を問う(記述式、600字詰用紙3枚以内、配点30点)

※選択科目1.2合わせて試験時間3.5時間

 

************* ここまで*******************

 

昨年から言われていましたから、これで大体決まったと言ったところでしょう。

択一がなくなるのは、人によって都合が良い人、悪い人に分かれるはずです。

1日で9枚の論文はきつそうですが、平成19年~24年までの時と同じです。

逆に、選択科目の統廃合は、申し込み時に悩みが増えると思います。

 

新しい情報が入り次第お伝えします。

ただし、誤解しないでください、平成29年度つまり、来年の試験は何も変わりません。

あくまでも、30年度の試験からです。

 

 

 

平成28年度技術士試験・筆記試験の結果は27日の木曜朝

受験者の皆さん、人によってはすでに心臓がバクバクかもしれませんね。

誤解しないで下さい。決してそれを楽しんでいるのではありません。

それどころか、私自身、23年に落ちた時のことを思いだすのでこの発表の前、特に前日や前々日は好きではありません。おそらく、死ぬまで治らないと思います。

 

24年は受かったのですが、正直23年の方が自信満々でした。

とは言え、今思えば24年の解答の方ができが良いと思います。

当時は、そんなことも分かりませんでした。

 

受験者の皆さん、もちろん、筆記に受かってもこの後の口頭試験があります。

絶対に、気を緩めないでください。

合格率80%の口頭試験でも、言い換えれば10人に2人は落ちるのです。

さらに、ここで落ちたら、来年もう一度、合格率15%の筆記試験から受けなければなりません。正直、モチベーションを維持するのは大変です。

 

技術士会が自慢する技術士試験の厳しさです。

 

口頭試験では、提出済みの「業務の詳細」論文を中心に質問してきます。

自分がやった業務ですから、本人には分かり切ったことです。

しかし、試験委員は分かりません。そこを勘違いしないでください。

試験委員は頭のいい人ですが、あなたの業務のことは全く知りません。

予備知識も無いと思って下さい。

 

また、中には意地悪な質問ばかりあびせてくる試験委員もいます。

まるで、受験者のことを憎んでいるのかと思うくらい意地悪な人もいるようです。

しかし、どんな試験委員でも冷静に対処して下さい。

落ち着いて、切り返しましょう。

 

それができれば、来年の三月には、あなたのところに合格通知が届くはずです。

 

海外勤務先から、技術士を目指す方へ

海外に長期出張されている方で、技術士を目指し講座を受講して下さる場合があります。

そんな方のお一人から、メールを頂きました。

実は、毎年数名の方が海外から受講して下さっています。

そして、その多くの方が最後まで続きません。

私自身は、海外勤務をしたことがないのですが、大変さは分かります。

送って頂いたメールにあった、海外長期出張者の不利な点です。

 (以下は、メールそのままです。もちろん、許可を得て載せています。)

 

①技術系雑誌、専門系新聞の購入にハンディがある
 新聞を印刷した媒体で取ろうとすると1.5万円/月かかります。
 インターネット配信では5千円ですが、も一つ有用な記事が判りにくい

図書館の利用ができない、専門書の購入が難しい
 中国語の技術専門書は読めないです。また、中国の技術書は
 印刷も悪く、写真や図が少ないという欠点があり、中国人技術者
 への教育にも支障があるような状態です。

③精神的なバックアップがない
 企業が後押ししているならともかく、企業が技術士資格に興味が
 無い状態で勉強するのは、日本でも難しいです。
 一緒に勉強する相手もいない。

④金銭的な問題
 日本での受験指導を受けるには、受講料だけでなく、往復の
 飛行機代、宿泊代などがかかる。

⑤ストレスの問題
 海外勤務者向けの医療保険会社からの報告では、上海近辺の
 日本人駐在者の「死因」は、脳溢血、心臓病がガンや事故死より
 高いです。これは海外勤務によるストレスが最大の原因です。
 自殺も多いと思いますが、「事故死」などに含まれているようです。

 

最後のストレス問題は深刻な問題です。また、事実そのようです。

癌で死ぬのは、要するに長生きするからです。

世界の長寿国のどこを見ても癌大国です。

現役世代が、病死する場合、脳溢血、心臓病は多くなります。

ちなみに、3日間以上の海外出張者は、延べ年間270万人だそうです。

技術者の長期出張は、大きなプロジェクト業務の場合、半年や1年になることはざらです。日本は、土木技術が優れていますから、途上国のインフラ整備に力を貸しています。ただ、その日本の技術者を代表して海外へ向かう方へのサポートは、微妙な感じです。

私は、自分が埼玉在住のため、東京で行われる試験講座に参加することがそれほど大変ではありませんでした。しかし、参加者の方からお聴きすると「仙台」「名古屋」「北海道」と全国からでした。

このITの時代にこれは何とかしなければと思って、通信講座を充実させるようにしています。動画の配信も、グループウェア講座もそのためです。

海外からでも、受験に不利にならないように資料も充実させるようにしています。

ただ、それでも所詮通信講座です。モチベーションのケアは十分かと言えば、決してそうではないでしょう。

他にも海外在住で、技術士を目指す方は大勢いらっしゃると思います。

ご意見がありましたら、送って下さい。

そして、健康管理に注意して下さい。

 

お問合せ - 技術士二次試験対策講座

 

 

 

 

平成29年度:技術士二次試験対策講座説明会

講座の説明会を初めて行います。

昨年、要望が多かったからです。

 

場所:東京駅八重洲口側・アットビジネス東京203号室

日時:11月20日(日曜)14時~16時45分

『平成29年度技術士二次試験:合格のための説明会』

上記を開催します。

テキストは事前にメール添付で配布します。

受講料は3,000円です。(当日でも可)

定員がありますので、お早めに。

内容は以下の通り

1)合格に向けた学習計画の立て方。

2)年内に準備すべきこと

3)なぜ合格できないか?

4)合格のための3要素

5)あなたは、3種類の論文を書き分けられますか?

6)筆記の合格ポイントはここです

7)通信講座の紹介

8)ステップメール講座

9)質疑応答

10)合格して活躍して下さい

以上です。

場所の地図は以下の通りです。

八重洲口ですが、会場は「東京駅」です。

八重洲通り」ではありません。

説明会に参加された方は、ステップメール講座の割引があります。

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