夏に燃え尽きるか?技術士試験が終わってから
先週、技術士二次試験が終わりました。
「海の日」が一般部門の試験日です。
択一試験の解答は発表されましたから、皆さん結果はお判りでしょう。
20問中、15問に解答して、9問正解ならOKです。
何人かの方からは「択一OKでした」のご連絡を頂きました。
中には、全問正解の方もいて、メールからでも満面の笑みが見えるようでした。
後は、10月27日の発表まで待つしかないのですが、それで終わりではありません。
筆記試験に合格したら、11月、12月に口頭試験があります。筆記試験が大変だから、試験が終わると燃え尽きて、やる気を失う方もいますが、それは後で後悔することになります。
夏休みが終わるまでは、休んで良いとおもいますが、夏休みが終わったら計画的に勉強を始めましょう。
最初は、業務の詳細の説明を考えます。
720文字の論文は提出済みです。
時々それを丸暗記して、そのまま読む方がいます。しかし、それは何の意味もありません。相手は、その文章はすでに読んでいます。ですから、文章に書かなかったことを補足説明するのが正しい説明です。
それなりの期間で、行ったプロジェクトが720文字で説明できる訳がありません。ですから、文章で説明できなかった部分を言葉で説明して下さい。
注意点としては、業務報告にならないこと。苦労話、自慢話はしないこと。
この2点です。
試験委員が訊きたいことは、業務の内容ではありません、あなたの考え方を知りたいのです。何をやったかよりも、どういう理由でそれを行ったかです。
提出した業務の詳細を読み返し、今から考えて下さい。
大抵、3分で説明せよと言われます。700~1000文字程度の原稿を別に作りましょう。
それが、あなたを合格に近づけてくれます。
まだ、燃え尽きてはいけません。