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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

技術士二次試験 予想問題

資格・試験

ついに、明日から本年度の技術士二次試験が始まります。

明日は、総合技術監理部門の試験ですから、基本的にはすでに専門部門の技術士を取得されている方が受験するでしょう。併願受験の方は5%以下だそうです。総監の受験者数は大体3000~4000人ぐらいでしょうから、併願受験者は150~200人程度だと思います。

また、昨年は総監部門の合格率が初めて10%を割り込み7.3%まで下がりました。なにしろ、申込み者、4,861名、受験者 3,654名に対し、合格者は265名でした。私は、池袋の東京電子専門学校でエアコンの風の寒さに耐えながら受験しましたが、午後の論文試験では4~5名の方が退出OKになったとたんに答案用紙を提出して帰ってしまいました。試験開始から、わずか1時間です、600字詰め原稿用紙5枚が書けるはずはありません。

さらに、上に書いたとおり4,861名が14,000円払って受験申込みをしているのに3654名しか受験していません。1,207名は受験していないのです。このブログを読んで下さった方で、明日総監を受験するつもりの方は棄権だけはしないで下さい。合格の自信がなくてもとにかく受験しましょう。また、会場に着いて、答案用紙と向き合ったら最後の最後までシャープペンを握りしめて3000文字を書いて下さい。ここまで来たら、後に下がるのは大きなマイナスです。

さて、その総監試験ですが、「総合技術監理」部門とは日本技術士会が創作した技術部門です。ですから、その理論的根拠は「技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版」いわゆる「青本」以外にありません。論文試験の答えはこの本の中にあります。今からでもまにあいます、第一章を2~3回読んで下さい(理解するまで読むのがベスト)。その考え方にそって論文を構成すれば合格点は取れるのです。

総合技術監理とはなにか、一言でいうと「組織を存命させるためのリスクマネシメント」です。会社と書きたいところですが、公務員の方や個人営業の方も受験するので組織としました。とにかく、技術的な業務を進めて組織の(1人営業でも)利益を上げようとする時、不測の事態が発生し大きな失敗にならないように事前に手を打つための考え方・技術が総合技術監理です。また、対象となる業務・プロジェクトをみる視点として5つの管理があるのです。これは、5つの分野でなくても良かったのですが、日本技術士会がそう決めたのです。ですから、それに従って下さい。まれに、自分独自の視点から論文を書く方がおられるのですが、絶対に止めて下さい。必ず、不合格になります。書くまでもないですが、5つの管理とは以下です。

  • 経済性管理:すなわち、QCDのバランス。
  • 人的資源管理:自分も含みますが、主に部下のモチベーション管理。
  • 情報管理:セキュリティーも入りますが、意志決定のための情報管理がメイン。
  • 安全管理:製品の安全性ではありません、作業の安全管理です。
  • 社会環境管理:環境負荷の低減もありますが、主に周辺に迷惑を掛けないための管理です。地域住民の反対で、工事が中断しないためにはどうしますか?

誤解していないか、確認して下さい。この5つの視点から業務・プロジェクトを視てリスクマネジメントを行うことが総監技術者の監理技術です。逆に言うとそれ以外はダメです。

おそらく、ことしも仮想事例を考えてそれに対するリスク管理を書く問題だと思います。難しく考える必要はありません。総監を受験する方は、何らかの形で管理者のはずです。普段、行っていることを文書化するだけです。

最後に、受験票・筆記用具・薄い上着・飲み物などは前日に用意し当日の朝再確認して下さい、これも立派なリスク管理です。