takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

忙しいけど「フェルメール」

www.ueno-mori.org

 

行ってきました。

色々、仕事が詰まっているから半分諦めていましたが、やはり「観たい」。

こんなに纏めて観ることができるのは珍しいから、このチャンスは逃したくない。

そう思って、観に行きました。

 

フェルメールが私的な瞬間を捉えた人物像は、どれも魅力的です。


周囲に地図や海図を広げてその意味に想像を巡らす地理学者でも、リュート調弦しながら窓の外を見つめる若い女も、絵を観るとこちらが、「何を考えているんだろう」と思ってしまう人が多いはずです。

有名な「青いターバンの少女」でも、自分の世界に深く入り込み、その雰囲気は謎めき、意味づけも曖味です。

フェルメールは、どのように絵を構成したか?
どのように画面にあれほど明るい光を射し込ませたか?
あれほど明るい黄色やブルーを作り出したのはなぜか?
どうやって、あれほど繊細な質感の表現を実現したか?

など分からないことは多いのですが、フェルメールが制作を行った歴史的な時代背景を考えてみることは重要です。

フェルメールは、ほぼ同じ時代の画家、レンブラントとも大きく異なる画風です。

私はどちらも好きです。
しかし、ルーベンスはそれほど好きではありません。

2月3日まで開催しています。
可能であればぜひどうぞ。

お勧めします。