takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

宇宙大作戦≒スタートレック-2

 スタートレックのテレビシリーズは、邦訳名『宇宙大作戦』となっています。

しかし、この題名は異星人との戦争をイメージさせる題名ではないかと思います。本来、この物語の趣旨から言うと『スタートレックStar Trek)』そのまま使った方が良かったと思っています。

物語の最初のところで、ジェームス T カーク船長(ウィリアム ビル シャトナー(William “Bill” Shatner、1931年3月22日 ~)のナレーションが入ります。

「宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない」

「これは人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った、宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である」

 

ようするに、アメリカ人の大好きな西部開拓時代を思わせる、宇宙開拓の物語が主題です。宇宙戦争が主題なのではありません。ですから、トレッキング(英語:trekking)と言う言葉を使ったのだと思います。トレッキングは、山歩きのことです。登頂を目指すことを主な目的としている登山に対し、トレッキングは特に山頂にはこだわらず、山を歩こうと言うのが、トレッキングです。

物語は、おおよそ23世紀ですが、シリーズによって微妙に異なります。

当時は、アポロ11号の月面着陸の後ですし、300年後なら超高速も可能と考えられていたのでしょう。しかし、現在では、23世紀に人間が超高速空間旅行を達成するのは考えられません。見通しはゼロです、基礎となる理論すらないと言うのが本当のところです。

現状の見通しで言うと、21世紀中に人間が火星に行ける可能性すら50%以下です。

木星土星となると22~23世紀中になるでしょう。太陽系の外となると、500年以内に行けるかどうかだと思います。言い換えると、向こうが来てくれない限り宇宙人(知的生命体)とは会えません。

 

話を戻します。

シリーズ最初が

Star Trek』(邦題「宇宙大作戦」)     1966年9月8日~1969年6月3日

3シーズン ・79話:物語の中の時代は、2264年~2269年です。

日本では、アメリカより、3年近く遅れて、1969年4月27日~1970年1月11日 29話 日本テレビ 日曜 16:00~16:55 放送。残り、2シーズンは、1972年4月16日~1974年3月30日 50話の放送でした(フジテレビ 土曜 7:30~8:00)。

時間帯を見ても、人気番組とは言えません。

懐かしい画像です(全てネット上の画像です、使って良いのか分りません。申請があればすぐに削除致します。)。

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自分で書いていて、中高生時代を思い出しました。

続きます。