宇宙大作戦≒スタートレック
前回、書いた通り『スターウォーズ』は大好きな作品ですし、名作です。
まさにスペースオペラ、日本の『宇宙戦艦ヤマト』とは全く異なります。
話はそれますが、『ヤマト』の劇場版をざっと見て下さい。
劇場アニメ映画
- 『宇宙戦艦ヤマト』1977年8月6日公開。
- 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』東映、1978年8月5日公開。
- 『ヤマトよ永遠に』東映、1980年8月2日公開。
- 『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。
- 『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』東宝(通常版)、2009年12月12日公開
(ちなみに、スターウォーズの1作目は、1977年公開です。)
上記の他に『宇宙戦艦ヤマト2199』というテレビアニメ・シリーズ『宇宙戦艦ヤマト』の総集編もありますが、これはまあ良いとします。
第一章、2012年4月7日公開。
第二章、6月30日公開。
第三章、10月13日公開。
第四章、2013年1月12日公開。
第五章、4月13日公開。
第六章、6月15日公開。
第七章、8月24日公開。
「さらば」 と言ってから「永遠に」とだめ押しして、「完結編」そして「復活」ですからね~。
個人的には、『さらば』で止めておけば良かったと思います。
関係ありませんが、ターミネーターも『3』までですね。
お金になると思うと、ファンの気持ちを無視して作りまくるのは良くないのです、作るなら、常に前作を超えるような作品を作って欲しいものです。
話を戻しましょう。その『スターウォーズ』ですが、ミレニアムファルコンの速度が遅すぎると書きました。本当に遅すぎます。光の速さの1.5倍程度では、銀河帝国を自在に移動するのは不可能です。仮に銀河の1/100をその領域としても、1000光年の移動が必要です。端から端まで動くのに630年も掛かったら帝国を築くことはできません。
では、どれくらいの速度が必要でしょうか?
『スターウォーズ』とならぶ宇宙ファンタジー『スタートレック』を見てみましょう。
ちなみに、TVシリーズでは『宇宙大作戦』と呼びます(日本の場合)。『スタートレック』は劇場版の題名です。
スタートレックに出てくる「USSエンタープライズ号」は、シリーズ毎に性能もスタイルも変化します。その速度は、旧表示でワープ5~ワープ12です。
仮にワープ2の場合、数字の部分を3乗するので、光速の8倍。ワープ3なら光速の27倍です。ワープ10なら実に光速の1000倍です。これなら、大航海時代の帆船が太平洋を冒険する感覚で地球近傍の銀河系内を探索できるでしょう。1000光年の移動なら1年です。
スタートレックの最初の作品は1966年に公開されています。当然スターウォーズの制作メンバーは、スタートレックを知っているはずですから、どうして参考にしなかったのでしょう。宇宙の広さに考えが及ばなかったのでしょうか?
次回から数回に分けて「スタートレック」のことをご紹介します。