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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

先ずは、『意識をめぐる冒険』から

科学技術 書評

著者のクリストフ コッホについて、Wikipediaから紹介します。(一部略)

 

1956年、アメリカに赴任中のドイツ人外交官の息子として、ミズーリカンザス・シティで生まれる。その後、外交官である父親の転勤に連れられる形で様々な国を移動。オランダのアムステルダム、ドイツのボン、モロッコのラバト、カナダのオタワと引越しを繰り返しながら幼少時代をすごす。1974年にモロッコの高等学校リセ・デカルトを卒業し、フランス国のバカロレアを取得。1974年からドイツのテュービンゲン大学大学で、物理学と哲学を学び始め、1980年に同校で修士号(物理学)を取得。1982年にはドイツのマックス・プランク研究所で PhD(物理学)を取得。その後アメリカに渡り、1986年まで四年間、MITの人工知能研究所および脳・認知科学部門ポスドク。1986年よりカリフォルニア工科大学で教授。2011年3月よりアレン脳科学研究所の Chief Scientific Officer となり、活動の基盤をカリフォルニア工科大学からアレン脳科学研究所に移した。

1990年頃より、意識の問題は神経科学が扱うべき問題だと主張している。フランシス・クリックとの共同研究が知られている。

    コッホはアップルコンピュータが販売しているマッキントッシュの熱烈なファン(マカー)で、ホームページでも「マックは20世紀中で最も美しく優雅な人工物だ」と絶賛している。自身の右肩にはアップル社のロゴマークをタトゥーまでしているほど。しかし彼の妻はタトゥーには反対の立場であるため、旅先で断りなくコッソリ入れてきたらしい。ちなみに彼の息子はタトゥーを入れることには賛成だが、企業のロゴを彫ることはあまり格好いいことだとは考えていないとのこと。
    コッホは色好きでも知られている。自身のホームページでも "I love colour(僕は色を愛してる)"と書いているように、実際、服装、髪、研究室のインテリアなどにおいてしばしば彩度の高い派手な色を用いている。髪の毛をオレンジ色や赤色に染めていた時期もある。(下の写真は2008年)

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  今回の『意識をめぐる冒険』は、10年前の2006年に発売された『意識の探求』(上下)・岩波書店の続きに近いと思いますが、今回の方が文章も熟れてとても読みやすくなっています。翻訳者の土谷氏は、コッホの弟子であり、一時期共同研究者でもあったかたです。前回も今回もいわゆる「超訳」ということで翻訳されたようですが、本来翻訳とは、英語の単語を辞書的に日本語にするのではなく、原作者の主張を考えそれを上手く伝えるのが役目です。「超訳」は、流行言葉のようなものですが、明治時代の翻訳は大抵「超訳」です。

 

本題に入りましょう。

私は、前著の『意識の探求』(2006年)と、さらにその前の『DNAに魂はあるか』(フランシス クリック著・1995年)の頃から、「意識とは何か」について非常に興味がありました。

意識って不思議ですよね?

脳は、脂肪とタンパク質という物質でできています(人間の身体はみんなそうですけど)。重さは1,300~1,600グラム、大雑把に言って体重の2%です。

しかし、重さとして2%程度ですが、血液の循環量は心拍出量の15%、酸素の消費量は全身の20%、グルコースブドウ糖)の消費量は全身の25%と、いずれも質量に対して非常に多いのが特徴です。

やり方が分らないから誰も言いませんが、一番のダイエットは頭をいっぱい使うことなんです。なにしろ、身体に入った糖分の25%は脳が使っているのです。

意識は、この大飯食らいの脳から生まれていると考えるのが妥当です。

「魂」などと言う良く分らないものが身体の中にこっそり隠れているのではありません。どう考えても脳の中で常に発生している電気信号と化学物質のやり取りによって「意識」は発生しているのです。言い換えると、物質の反応が非物質である「意識」という現象を作り出しているのです。

 

なんて書いていると、本の紹介に入れません。

すみません、明日、もう一度この本の紹介でブログを書きます。

今日はプロローグで勘弁して下さい。

バーガンさんすみません。