takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

聞えません

何のタイトルなのか分らないと思います。

でも、まさにタイトル通りの状態です。

詳しく書きましょう。

 

自分の病気のことをブログで告知されている方は割といます。

私が読者になっている「はてなブログ」の中にも数名いらっしゃいます。

正直、私にはなかなかできません。

例えば、西瓜男さんの

前進 - 蟹退治日記 (神経内分泌がん治療記)

それと、我入道さんの

9/1 5か月後検査結果 - 30代ひねくれ者のがん闘病記

 

 お二人の場合、「がん」という命に関わるような病気でありながら、同じ悩みを持つ人のためにブログを綴っておられます。私は、痛みに弱い方なので同じ境遇になったら耐えられないと思います。ブログなんてとても無理でしょう。

 今日、私が自分の病気のことを書けるのは、命に関わる病気ではないしこの病気も割と多いということを知ったので上記お二人と同列ではありませんが、少しここで書こうと思いました。

 病名は「突発性難聴、めまい症」と書かれています(診断書)。

 今年の6月7日(日曜)の朝、目が覚めたらなっていました。本当に突然です。痛みは全くありません、また、めまいは薬で抑えられます。

難病情報センターのサイトを見ると

 

1. 突発性難聴とは
生来健康で耳の病気を経験したことのない人が、明らかな原因もなく、あるとき突然に通常一側の耳が聞こえなくなる病気をいいます。

2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか
1993年に厚生省研究班を中心に行った調査では、突発性難聴の全国受療者数は推定、年間24,000人で、人ロ100万人対で192.4人でした。2001年の調査では、全国受療者数は推定、年間35,000人で、人ロ100万人対で275.0人と増加しました。

全国年間受療者数推計
(突発性難聴 2001年、特発性進行性難聴 1993年)
      全国受療者数     人口100万人対
突発性難聴     35,000名      275.0
特発性進行性難聴     700名     5.6

3. この病気はどのような人に多いのですか
一般には50~60歳代に多く、男女差はありません。飲酒喫煙歴はあまり関係しないようです。食生活は、あまり関係ないようですが、突発性難聴の患者さんに野菜の摂取が少ない傾向がみられました。睡眠時間は関係ありませんでしたが、発症前に疲労感を感じていることが多いようです。 おたふくかぜ、はしか、みずぼうそう、じんま疹、胃腸炎感冒、高血圧、糖尿病、心疾患の既往が突発性難聴の患者さんに多くみられ、生活習慣病の側面がみられています。しかし、どのような人が突発性難聴に罹りやすいかという、はっきりとした結論は得られていません。

4. この病気の原因はわかっているのですか
突発性難聴の原因は残念ながらわかっていません。定義にもあるように、急激に発症する感音難聴のうち、原因不明のものを突発性難聴と呼んでいます。ここでは現在推定されている原因のうち最も有力な2つの説を挙げます。

1.ウィルス感染説
これは難聴の発症前に感冒(風邪)のような症状を訴える患者さんが少なくないことや、 突発性難聴の罹患が一回かぎりであること(再発はほとんどない)、おたふくかぜやはしかなどのウィルス疾患が突発的な高度難聴を起こすことなどが根拠となっています。

2.内耳循環障害説
内耳血管の痙攣や塞栓、血栓、出血などによる循環障害は突発性難聴の突然の発症をうまく説明できます。また治療として血管拡張剤、抗凝固剤などの循環を改善する薬剤がしばしば有効であると報告されていることも根拠となっています。しかし、この説では再発はほとんどないという突発性難聴の特徴の説明は困難です。

5. この病気は遺伝するのですか
現時点では突発性難聴は遺伝しないと考えて結構です。ただし遺伝性の難聴が片側だけ急激に進行することはあります。この場合、成人では以前よりなんらかの難聴を自覚していることがほとんどで、検査をしてみると両側の難聴がみつかります。難聴の自覚がなかった小児の場合でも、遺伝性の難聴の場合は両側の難聴がみつかることが多いと考えられていますので、少なくとも成人の方は病院で聴力検査をはじめとする諸検査を受けたうえで突発性難聴と診断されれば遺伝しないと考えてください。

 

とあります。

 また、発病後、週明けの月曜日(6/8)に大学病院へ行ったのですが、「原因はわかりません、薬は処方しますが、原因が分らないから効くのかどうかわかりません」と言われました。

 その後も、検査など色々行ったのですが、私の場合は、内耳に問題があるようで最も治りにくい難聴だそうです。

 さて、その症状です。耳は右耳だけ片方です。ですから対面で会話をする場合、誰も気がつきません。私は左の耳を少し前に傾けるようにして話をしますがそれを気に止める人もいません。

 また、右の耳も全く聞えない訳ではありません。と言うより、常に聞えすぎるくらい雑音が聞えます。そのため、その雑音にかき消されて人の声や物音が聞えないのです。サイレンのような「ファン、ファン」という音が常に鳴り響いています。もちろん、今現在も。

 加えて、右耳は常に圧迫された状態になっています。飛行機に乗ったり高層ビルのエレベータに乗ると、気圧の差で耳が詰まったような、圧迫されたような感じになると思います。経験のある方は多いでしょう。私の場合、右の耳だけが常に圧迫された感じになっています。正直、聞えないことより、あるいは雑音鳴りっぱなしより、この圧迫感が不快です。

 意外と困るのが、音の方向が分らないことです。後ろから来る自動車にも気がつきません(これは、注意しないと危ないと思います)。電車の中で、私の左横で二人連れが話をしているのですが、それが真後ろから聞えるのです。

 一方、ガヤガヤした室内で、突然呼ばれると、自分の名前が聴き取れません。ですから、今は、何か大きな音がしたらそちらを振り向くことにしています。

 この後、症状がどうなるのか分りませんが、めげない限り、色々書いてみます。