takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

久しぶりの空き時間

今日は、なぜか添削が3件しかありませんでした。

何時も、2時半に目が覚めてパソコンのスイッチを入れると7~8件ぐらいメールで送られてくるのですが、今朝は3通でした。申込み書も27日の消印で締め切りですから、峠を越えたのかもしれません。

皆さんの熱心さに支えられ、私もつい少しでも早く返却しようと夢中でやってきました。

試験を受ける以上は誰でも受かりたいでしょう。落ちるのは嫌だと思います。周りにも格好悪い、自分でも情けなくなる。でも、そんなことは気にする必要ありません。会社の命令で試験を受けるならそれもありますが、自分で決めて自分で受けるなら、周りが何を言おうと自分の問題です。

技術士二次試験は、択一と論文試験で構成されています。択一は何ていうこともありません。20問中15問解答して、9問正解すればよいのです。総監だって、40問中26問できれば楽勝です(そう考えて下さい)。

問題は、論文試験の方です。これは、自分で勉強していてもつかみ所がありません。これで良いのかと不安になります。すでに、受験経験があり、不合格になった方はなおさらです。「書けていると思うのに、前回は落ちた、また不合格ではないか?」と心細くなるのです。

私は、アドバイスをする歳、まず良いところを探すようにしています。個別の内容が悪くても、全体の構成が良いとか、文章番号が、正確に綺麗に付けられている。項目タイトルが分りやすい。

あるいは、図が入ってしかも上手い。表を入れて理解しやすく書かれている。

上記のようなポイントを探し、良いところは誉めます。

また、返却までの時間も気にします。提出した人は皆さん不安です。ですからその不安は早く解消してあげるようにします。

セミナーの後は、受講者さんから集中して送られて来ますから、1週間ぐらい掛かりますが、普段は24時間以内の返却を目指しています。

 

もちろん、ダメな物はダメです。甘いことを言って試験の本番で落ちたら何にもなりません。もっと、よく書けるようにアドバイスします。特に、総合技術監理は、誤解されている方が多く、これでは落ちると思ってしまいます。何とかしてあげたいのですが、なかなか通じない、上手く伝わらない、これは私の技量が不足していることもあります。また、総監自体が分りにくい部門であるところにもあります。

リスク管理全体最適化、5つの管理、普通の人なら「なにそれ」と思うでしょう。一般部門技術士の方でも、「よく分らん!」と言う状態です。

 

私は、現在「事故に遭わないように、どうすれば良いか」みたいな本の出版を進めています。年内に出したいと思っています。その次は、おそらく総合技術監理の記述試験解答方法みたいな本を出すと思います。

以上です、技術士を目指す皆さん、ぜひ合格して下さい。

good luck with your further study!