takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

遅くなりましたが、技術士1次試験の結果です

 もう一週間経ってしまいましたが、平成26年度技術士1次試験の合格発表が17日にありました。結果は以下となりました。

01:機械部門      1,141名(合格者数)、58.7%(合格者数を受験者数で除した数)以下同
02:船舶・海洋部門   10名、76.9%
03:航空・宇宙部門   37名、69.8%
04:電気電子部門    1,030名、52.8%
05:化学部門      182名、83.5%
06:繊維部門       49名、83.1%
07:金属部門       102名、69.4%
08:資源工学部門    25名、80.6%
09:建設部門      4,385名、61.1%
10:上下水道部門        640名、58.7%
11:衛生工学部門        260名、72.2%
12:農業部門      337名、64.4%
13:森林部門      203名、72.2%
14:水産部門       26名、60.5%
15:経営工学部門      133名、83.6%
16:情報工学部門      485名、68.6%
17:応用理学部門      209名、66.1%
18:生物工学部門      100名、61.0%
19:環境部門      426名、57.1%
20:原子力放射線部門  71名、61.7%
全体で9,851名、61.2%でした。(合格率80%以上は朱文字)

 

 去年に比べると、どの部門も大幅に合格率が上がっています(昨年25年度の全体合格率は37.1%)。経営工学なんて133名受けて合格率83.6%です。111名が受かったことになります。恐らく、乙4類の危険物を受けるより簡単でしょう。もっとも、この1次試験に合格しても何もありません。ただ、2次試験を受けることができると言うだけです。

 2次試験を受けるつもりで1次試験を受けた方は、業務経験年数が足りているなら続けて来年2次試験を受験しましょう。その方がモチベーションを保つことができます。私の経験上、間が空くと再び自分を焚き付けるためにより大きな労力を必要とします。なるべく、続けて受験して下さい。

 経験年数が足りない場合は、仕方がありません。将来技術士試験を受けることを頭に入れて日々の業務を行って下さい。仕事の中で「なぜ、どうして」と考える癖をつけましょう。また、できれば簡単で良いですから業務日誌をつけましょう。

 加えて、ルーチン業務は極力自動化して時間を浮かせることを考えて下さい。浮いた時間を考える時間に充てるのです。また、業務で悩むことは止めましょう、時間のムダです。業務については考えて下さい、悩むのではありません。答えがでる問題に頭を使うのです、答えが出ないことで悩むのは時間の浪費、人生の浪費です。