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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-5

 ここで、私が使っていたシステムを説明します。と言っても、当時東京江東区の安アパートに住んでいた私は、部屋にシステムを置くことができませんでした。そこで、函館の実家にシステムを置いて夏と冬に帰郷した時だけ聴いていたのです。ただし、弟が家に居ましたから、自由に使用させていました。

 それと、残念ながら写真はありません。ネット上にある同じ機種の写真を載せます。「オーディオの足跡」というサイトからお借りしました。

 先ず、アンプは当時のデンオンです。

PRA6000&POA3000

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 高価なセパレートアンプですが、私が購入したときはすでにモデルチェンジした後で新古品を半額以下で購入しています。内部のケーブルや、シャーシ等は改造し、重量も2~3キロ重くしました。このアンプ自体はバイポーラトランジスタのアンプでしたが、MOS-FETを使ったアンプのように高音域が澄んで綺麗に伸びるアンプと言えば良いでしょうか。

 レコードプレーヤーは、サエクのストレートアームにテクニクスターンテーブル、キャビネットは24ミリ合板で自作と言う熱の入れようです。

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 サエクのアームは写真が見つかりません。ご容赦下さい。

 プレーヤーは、自作でしたから見た目はいまいちです。何しろ24ミリの合板をくりぬいて5枚重ねて厚さ120ミリのプレーヤーキャビネットです。重量は50キロありました。それと、言い忘れましたがカートリッジはビクターのMC-L1000という名作のカートリッジです。内部構造に関してはその内ご説明しますが、カンチレバーと言う先端のダイアモンド針が付いた細長い棒の素材論に終止符をつけたカートリッジです(と言っても、CD世代には何の話か分らないと思います、読み飛ばして下さい)。

 最後はスピーカー、これも自作です。ただし、設計はオーディオ評論家の長岡鉄男氏です。長岡さんの設計したスピーカーはどれもユニークで面白く、音が良いのですがその中でも最高傑作が「スワン」です。ただ、このスピーカーも個人ブログでしか写真が見つからないので掲載するのは止めます。興味のある方は、「長岡鉄男 スワン」で検索してみて下さい。

 システムとしてはそれだけです。当時はカセットデッキの時代でしたが、それはありません。CDもありませんでした。もっとも、細かく言うと、スピーカーケーブルや、システムを置くためのラックなども自作です。

 その後、数年前に父が亡くなった時、処分せざるを得ない状況になり全て売ってしまいました。中古の自作品でしたが30万以上で売れて少し驚きました。今頃、どこかで誰かが使っていてくれると嬉しいのですがどうでしょう。もちろん、売ったときもしっかり音は出ていましたし、故障は全くありあませんでした。函館に帰郷した時は、ワックスで磨いていましたから見た目も綺麗なままです。

 この装置で聴いていたのは、古楽民族音楽バロックを含むバロック以前の音楽(古楽より新しい?)というような音楽です。もっとも、他に、モーリス ラヴェルストラヴィンスキーなんかも聴きます。「ハルサイ」なんて大好きな音楽のひとつです。

 続きます。