takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

ビル ゲイツさんは凄い人だけど・・・

 以下の記事は「


ビル・ゲイツ氏IE問題よりも「人がロボットに職を奪われる」と警告|面白ニュース 秒刊SUNDAY

」からです。最近、写真では見ていなかったけど、随分老けましたね。

マイクロソフト社の共同創業者にして現技術担当アドバイザーであるビル・ゲイツ氏は、オートメーションテクノロジーの進歩によって将来的には多くの人々が職を失う可能性があると警鐘を鳴らしている。あらゆる業務を完璧にこなすロボットを職場に導入すれば、無理に人間を雇う必要がなくなるからだ。


鉄腕アトム」や「ドラえもん」に代表されるように、高度な自律型ロボットは我々の生活を豊かにしてくれる心強いパートナーとなるべき存在とみなされてきた。しかし近年では、高性能ロボットが人類に牙をむく「ターミネーター」や「アイ・ロボット」のようなスリリングなSF映画が多くつくられるようになってきている。

こと演算能力に関して言えば、機械は人間より遥かに優秀である。複雑な計算を決して間違えることもなければ、残業を強いても不満を言う事もない。

しかもメンテナンス以外人件費がかからないため、大幅な経費削減になる。ロボットはまさに理想的な労働力であり、企業が人間の代わりに業務をロボットに任せるようになっても何ら不思議はない。ロボットが人間に取って代わる世界は、もはやフィクションの中にとどまらないのである。

コンピュータ業界の第一人者であるビル・ゲイツ氏は、業務のオートメーション化により低スキルの労働者だけでなくソフトウェアに依存するパイロットや会計士など高給与職の人々も大量に離職に追いやられる可能性があると予測している。

法人税の廃止、アルゴリズムに頼らない雇用形態の構築など、政府は将来の大量失業に向けた対策を講じるべきだという氏の提案には非常に説得力がある。


―日本にとっても対岸の火事ではない


「お役所仕事」という言葉があるように、日本社会の業務は非常に機械的なことで知られている。ロボット技術が発展すれば、多くの公務員や非正規労働者が不要となることは明白である。労働者に求められるスキルはさらに高まり、職に就けない生活保護受給者の数も増加の一途を辿ることになるだろう。その時、はたして貴方は社会の中に自分の居場所を確保できる自信があるだろうか?

 確かに、ビル ゲイツ氏は、凄い人だと思いますが、この心配は無用だと思います。機械化が進んで製造業や農業は生産性が著しく向上しました。その御陰で多種多様な職業が生まれたのです。これからも当然そうなります。だから、機械ができることは機械にやらせれば良いのです。飛行機(旅客機)の操縦は近いうちに(10年では無理でしょうが)自動化すると思います、その先は自動車が本当に「自動車」になるでしょう。そうすれば、交通事故は1/10~1/100というオーダーで減っていくはずです。

 また、上の記事で「多くの公務員が不要になる云々」とありますが、これは記事をまとめた人の意見あるいは偏見です。警察、消防、自衛隊などは今のところ全く無理です。『ロボコップ』はロボットではありませんでした。石ノ森章太郎さんの『


ロボット刑事/水木一郎 - YouTube

』はロボットでしたがあれは無理です。

 逆に、医者はどうでしょう。私は、むしろ医者の方がロボット化しやすいと思います。診断機器を埋め込めば検査も早いし、エラーは減ると思います。問題は、ロボットが診た診断結果を人間が受け入れられるかどうかです。しかし、これも検査そのものは、機械が行っているのです。医者はその数値から経験的に患者の病気に対して判断しているだけです。考えるとわくわくしますが、私の年齢(52歳)では、死ぬまでに自動車の自動運転ぐらいしか実現しないでしょう。それでも、そんな車に乗るのが楽しみです。