エンジニアは、哲学の夢に魘(うな)される-3
変なタイトルが妙に気に入るときがあります。今回のタイトルでしばらく続けます。
もの作りに励むエンジニアに読んでおいて欲しい、哲学関係の本があります。今日は、時間がありませんから、10冊だけ書名と作者を紹介して明日以降、内容を書こうと思います。有名な本ばかりですから、文系の方には読んで当然と思われるものばかりです。しかし、私の知る限り技術屋で読んでいる人は1%以下です。
翻訳者が複数の場合は、1人だけ書いています。また、時代を経て複数の出版社から出版されている本もありますが、掲載しものは私が持っている本です。
『意思と表象としての世界』・アルツゥール ショーペンハウアー:中公クラシックス新書・西尾幹二訳
『善悪の彼岸』・フリードリッヒ ニーチェ・光文社古典新訳文庫・中山元訳
『人間の条件』・ハンナ アーレント:ちくま学芸文庫・志水速雄訳
『プラグマティズム』・ウイリアム ジェイムス・岩波文庫・桝田啓三郎訳
『名指しと必然性』・ソール クリブキ:産業図書・八木沢敬訳
『科学革命の構造』・トーマス クーン:みすず書房・中山茂訳
『科学的発見の論理』・カール ポパー:恒星社厚生閣・森博訳
『あなたが救える命』:ピーター シンガー・勁草書房・児玉聡訳
『これから「正義」の話をしよう』:マイケル サンデル・早川書房・鬼澤忍訳
『ファスト&スロー・あなたの意思はどのように決まるか?』:ダニエル カーネマン・早川ノンフィクション文庫・村井彰子訳
10冊にしようと思ったのですが12冊になってしまいました。「こんなに紹介できるかな?」と少し後悔しています。1日置きに1回1冊の予定で進めます、中には500ページの厚さ本もありますから、ブログの1回で紹介できるのは本の触りだけです。
週に3冊で進められれば、10月中に終了するでしょう。その他、アイン ランドやアラン ソーカル、スラヴィオ シジェク、アンソニー ウエストンも考えましたが私自身まだ読み切れていませんので止めました。