死ぬ前にもう一度読みたい本
唐突ですが、本を読む目的は何ですか。現在の私は、小説・詩・戯曲などの文芸作品を読みません。科学技術(エネルギー関係、環境関係、医療技術等)や文章作成、論文の書き方みたいな本を多く読んでいます。言い換えると、専門知識を得るために本を読みます。逆に、楽しさ面白さを求めて本を読むということはなくなってしまいました。どうしてですかね、自分でも良くわかりません。
でも、現役で仕事ができるのは70歳が限界だとすると、その後男性の平均寿命まで生きるとして10年あります。その時は専門書を読んでいないと思います。逆に、以下の本は死ぬ前にもう一度読みたいと思っています。
- 夏目漱石の小説全集(文学論等を除いたもの)
- 森鴎外の小説全集(文学論等を除いたもの)
- 芥川龍之介の小説全集(日記書簡等を除いたもの)
- 福田恆存全集
- 福田恆存翻訳全集(シャイクスピアを含みます)
- ロマン主義時代のフランス文学
- 河出書房のシャーロックホームズ全集
- T S エリオットの全集(中央公論社版)
- 古今集、新古今和歌集
- 近松門左衛門
- リチャード ドーキンスの本(特に「盲目の時計職人」と「悪魔に仕える牧師」)
- ピーター アトキンスの本(特に「ガリレオの指」)
どの本も、PDFになって私のiPADに入っています。つまり、常に持ち歩いているわけです。読む気があれば何時でも読めるのに今のところ全く読んでいません。それと、最後の二人の科学者が書いた本を除けば全て文学の本です。また、読書に徹した生活をすれば、上記の本だけなら、おそらく2年で読み終わるでしょう。残りの8年をどうするのでしょう。もっとも、いくら何でも、毎日本だけ読んで暮らすことはできないでしょうから、そんな心配をしても仕方が無い?
明日から、ブログネタとして全てではありませんが上記の本を簡単に紹介します。最初は、夏目漱石からです。