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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

もう一度、エボラ出血熱

今度は、産経新聞の記事を2本紹介(と言っても、共同通信ですが)

 

ギニアの2歳児から拡大か コウモリと接触の可能性

2014.8.11 09:22 中東・アフリカ

 米紙ニューヨーク・タイムズは10日、西アフリカ3カ国で爆発的に流行しているエボラ出血熱の最初の感染者について、3カ国の一つギニアで昨年12月6日に死亡した男児(2)とみられるとの研究チームの見方を報じた。研究チームが投稿した米医療専門誌ザ・ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの論文も参考にしている。

 ウイルスの宿主とされるコウモリとの接触が疑われるが、はっきりした原因は不明だ。

 タイムズ紙によると、男児は体調を崩して数日後に亡くなり、その後母親と姉(3)、祖母も相次いで死亡した。いずれも発熱や嘔吐、下痢の症状を訴えた。当時は病名も分からず、エボラ熱の検査も受けなかった。

 男児はギニア南東部のゲケドゥに住んでいた。感染が広がるシエラレオネリベリアのいずれの国境にも近い。葬式に参列した人や地元の医療関係者に感染した後、急速に拡大したとみられる。(共同)

 

日本は大丈夫か…低い感染可能性 「万が一」に備え警戒強化

2014.8.10 07:30 (1/2ページ)感染症

 現状ではアフリカの一部地域にとどまっているエボラ出血熱だが、今後、国内に入ってくる可能性はあるのか。厚生労働省は「国内で患者が発生する可能性は低く、仮に感染者が出ても国内の医療体制では広がる恐れはほぼない」とする一方で、世界保健機関(WHO)と情報を共有し、万が一の“上陸”に備えた警戒も強化した。

 

特効薬ないが「検査・医療体制は確立」

  厚労省によると、国内と西アフリカの流行地域を行き来する人は少なく、感染者が帰国、入国する可能性は低いという。それでも、WHOの緊急事態宣言を受け、8日に全国の検疫所の体制を強化。流行地域から帰国、入国する旅客を把握し、現地で患者と接触した人などには一定期間、健康状態の報告を求める。

 特効薬がなく致死率も高いことから恐れられているエボラ出血熱だが、厚労省は「中東呼吸器症候群(MERS)や鳥インフルエンザ(H7N9型)のように新たに出てきた感染症でないため、検査方法や医療体制は確立されている」とする。

 

 誤解を招く記事ですが、宿主がコウモリと特定された訳ではありません。エボラに関しては、宿主がほ乳類であることは間違いないと思いますが、今の段階でコウモリだと決めるのは無理があります。ただし、日本でもコウモリは狂犬病ウィルスを持っている可能性があります。絶対に素手で触ってはいけません。死んでいる場合でも同じです。

 ところで、上記の記事ですが、日本で普通に暮らしていてエボラの心配はありません。もし、道路で血を流して倒れている人がいたら、それはエボラ出血熱ではなく交通事故の可能性が高いです。意識を確認して必要なら心臓マッサージをして下さい。人工呼吸よりも心臓マッサージです。特に、出血がある場合エボラは気にしなくてよいでしょうが、肝炎ウイルスの感染はあり得ます。マウスピース無しの人工呼吸では感染することもあります。私は、救命士の講習を受けていますが、その講習でも人工呼吸より心臓マッサージを優先すべきと教わっています。その方が、蘇生率も遙かに高いそうです。また、肋骨が折れることがあっても心臓マッサージが優先だそうです。講師の救急隊員は、こう言いました。「肋骨が折れるのと、死ぬのとどちらが大変ですか?」、「私も、肋骨を何本か折りましたが、命が助かった人からは皆感謝されました」。まあ、当然と言えば当然です。5~6センチ押さないと効果が無い訳ですから、肋骨が折れることはあるのでしょう。

 救命講習は、各市町村の消防本部で行われています。たいてい、無料か3000円以下程度で受講できます。AEDの使用方法も教わります、そんな場面に出くわすことがない方が良いのですが、いざという時のために一度だけでも受講をお勧め致します。