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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

エボラウィルス大暴れ

自然災害 科学技術

以下は、皆様の「NHK」ニュースからです。

 

ナイジェリア エボラ出血熱感染拡大懸念
8月8日 5時13分

エボラ出血熱の患者が西アフリカの3か国で増え続けるなか、周辺国のナイジェリアでも、患者と接触した医療従事者の間で感染が相次いで明らかになり、アフリカ最大の人口を抱えるナイジェリアで感染拡大の懸念が強まっています。

西アフリカのギニア、リベリアシエラレオネの3か国では、エボラウイルスの感染が過去最大規模で広がっていて、これまでに死者は900人を超えています。
周辺国のナイジェリアではこれまで、リベリアからナイジェリアに渡航した男性患者1人の死亡にとどまっていましたが、ここ数日、この患者と接触した医療従事者の間で感染の疑いがある症例が相次いで報告されて看護師1人が死亡し、新たに5人の感染が確認されました。
ナイジェリア政府は当初、最初の患者をラゴスの空港ですぐに隔離したと説明していましたが、実際は、この患者は隔離されることなく市内の病院に搬送され、医療従事者も特別な防護措置なしで治療に当たったことが明らかになりました。
ナイジェリア政府は国の緊急事態だとして患者の隔離用の特別なテントを各地に設置する準備を始めていて、アフリカ最大の人口を有するナイジェリアで感染拡大の懸念が強まっています。

 

 

エボラ出血熱 支援の外国人の感染相次ぐ
8月6日 6時24分

エボラ出血熱の患者が増え続けている西アフリカでは、患者の治療や感染拡大への対応のために現地で活動している外国人の間でもウイルスへの感染が相次いでいます。

エボラ出血熱エボラウイルスが引き起こす致死率が極めて高い感染症で、西アフリカのギニア、リベリアシエラレオネの3か国では感染が過去最大規模で広がっており、これまでに887人が死亡しています。
こうしたなか、リベリアの首都モンロビアで病院を運営し、患者の治療にあたっていたスペインの慈善団体が5日、病院の運営責任者だったスペイン人の男性がウイルスに感染したことを明らかにしました。
男性は隔離されて治療を受けていますが症状は重いということです。
この病院では先週、ガーナ人の院長もエボラ出血熱で死亡し、その後患者の受け入れをやめているということです。
リベリアではこれまでにも現地で活動していたアメリカ人3人の感染が確認され、このうち1人が死亡、2人が本国に搬送され治療を受けています。
西アフリカでは医療関係者が足りず、活動している医師や看護師が疲労による集中力の低下から感染にいたった事例もあるということで、さらに感染が広がる可能性も指摘されています。

 エボラ出血熱は、エボラウィルスによって引き起こされる急性熱性疾患です。致死率は、60~80%と高くまさに 悪魔の病気です。40年ほど前から西アフリカ(最初はスーダン・1976年)で時々猛威を振るっている病気ですが、今以てウィルスの宿主は判明していません。

 1995年に公開された映画「アウト ブレイク」では、宿主がサルと言うことになっていました。あの映画は、エボラを扱ったような映画でしたので一般にエボラウィルスの宿主は野生のサルと誤解されていますが、残念ながら特定されていません。

 臨床症状
 発症は突発的で進行も早いのが特徴です(だから映画のテーマにしやすかった)。潜伏期は2 〜21 日で、汚染注射器を通した感染では早く、接触感染では長いということが分かっています。初期症状は、インフルエンザのような症状が進行し重篤化します。と言って、日本に住む「はてな」市民の皆さんが、エボラの心配をする必要はありません。しかし、万一、仕事などで西アフリカへ行かれる方は注意して下さい。
 前述したようにインフルエンザの様な症状から、発熱、頭痛(100%)、腹痛、咽頭痛、筋肉痛、 胸部痛(80%)、出血(吐血、口腔歯肉、消化管)(70%)と進みます。

 治療・予防
 感染予防のためのワクチンはありません。治療は対症療法のみです。言い換えると、罹患した人の回復力、免疫力だけが頼りです。抗体が検出されるようになると急速に回復に向かうらしいので、「峠を超えられれば」助かります。感染力はそれほど強くはありません。感染者や検体と接触した人のみに対応すれば十分です。もちろん、飛沫感染は十分な注意が必要です。

 ただし、今の所、局所的な病気です。死に方が見た目に悲惨なのでニュースになりますが、世界中で合計しても年間で1000人の死者にはなっていません(今年はなりそうですが)。逆に、狂犬病はどうでしょう。日本では1957年以降、全く発症例はありませんが、世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年3万5,000〜5万人が狂犬病によって死亡しています。さらに、その大部分はアジアでの発症です。加えて、発病したときの致死率は、ほぼ100%です。皆さんなら、どちらを恐れますか。