takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

風邪には、注意して下さい

 空気の通り道である鼻やのど、気管支などの粘膜表面から、鼻水やたんなどの水分が大量に分泌して炎症を起こした状態です。原因はウイルスからの感染が最も多く、全体の80%以上をしめます。
(タケダ薬品のサイトより)

 数ヶ月におよぶ試験勉強で体力が落ちていると風邪を引いてしまう場合があります。クーラーを強くし過ぎたり、うっかり夜風に当たったりと原因は色々ありますが、ここまで来たらとにかく細心の注意を払って下さい。時期的にインフルエンザは少ないと思いますが、風邪はインフルエンザだけではありません。
 実は、風邪の明確な定義と言うものはありません。風邪とは、80%がウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の疾病に掛かった状態の事です。咳嗽(がいそう:要するに咳きのこと)、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど局部症状(カタル症状)だけで済む場合もあります。しかし、その時の体の状態によっては、発熱、倦怠感、頭痛など全身症状が出現することもあります。そのため、西洋医学的には「風邪症候群」と呼んでいることが多いようです。

 前述したとおり、風邪の原因は80%がウィルスです。では、残り20%はなんでしょう。これは、溶連菌、レンサ球菌やマイコプラズマクラミジアなどの感染によるものと考えられています。

 もっとも、細かく診ていくと風邪と同じような症状を発症させる細菌とインフルエンザ以外のウィルスは、200種類以上と言われているため、ワクチンを作ることは事実上不可能とも言われています。ですから、インフルエンザの時期になると一番罹患確率がたかいインフルエンザに焦点を当ててワクチンを注射するわけです。これで、80%の確率で大丈夫となるのですが、他のウィルスや細菌でやられる可能性も20%はあります。やはり、自分の免疫力を落とさないようにすることが大切です。万全の体制で試験会場へ向かいましょう。