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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

技術士試験本番への備え-シャープペンシル

 あなたが解答を記述した答案用紙は、試験委員によって採点されます。ただ、その時試験委員が目にする答案は、あなたが書いた答案のコピーです。HB以上の硬い芯を使用して0.5ミリの芯で記入した解答用紙ではコピーをすると文字が薄くなる可能性が高いのです。また、失礼なことを言うつもりはないのですが、試験委員はたいていの場合ご高齢です、視力も若い人より落ちています。読みにくい薄い文字では、しっかり読んで貰えない可能性もあります。あるいは、読んで貰えたとしても、同じような内容の解答が多いのですから相対評価は下がるかもしれません。少しでもマイナスになる要素は、避けるべきです。優れたエンジニアなら、ふだんの業務で必ずそうしているはずです。大きなコストアップではありません、高々数千円の出費です、それで読みやすい解答が書けるなら対策しましょう。

 加えて、硬い芯のシャープペンでは、どうして強い力で書く必要があります。当然、腕も指も早く疲れます。指先が疲れると、思考力も弱まります。さらに、解答を書き上げてから自分の解答をある程度でも書き写そうとした時、疲れから「もういい、頭で覚えているから大丈夫」と諦めてしまうことになります。本当に記憶していて、家に帰ってから解答を再現できれば良いのですが、これは中々できません。緊張感の中で頭をフル回転させながら記述した解答は、緊張感が解けると頭の中に残らないようです。もちろん、口答試験の時に、必ず筆記試験の内容を質問される訳ではありません。私の場合は、質問されましたが質問されない人も多くいます。しかし、用意があれば、口答試験の時も無用な緊張感から解放されます。筆記試験の内容をすっかり忘れて「若し質問されたらどうしよう」と悩んでいるより、自分の力で準備できることは全部おこないましょう。

 さて、シャープペンシルですが、私はパイロット鉛筆の「S10」と言う製図用のシャープペンシルを5本用意しました。このシャープペンシルは、0.3~0.9まで色々種類があり、軸の色が異なりますから一目で芯の太さが分かるようになっています。また、重心が低く手にした時のバランスが良く考えられています。私が購入したものは、タイトルを書くために0.9ミリの芯のものを1本、解答記述用に0.7ミリのものを3本、さらに、図表を書くために0.5ミリのものを1本と全部で5本です。図を軽視する人が時々いますが、専門論文の場合、図表を入れるのは必須です。さらに、その図表を書く場合、0.7ミリの芯では太すぎるのです。1本で良いですから0.5ミリ芯のシャープペンシルも用意しましょう。また、項目番号とタイトルは、分かりやすく目立つように0.9ミリ芯のシャープペンシルで記入し、さらに定規でアンダーラインを入れるようにして下さい。解答は内容が重要なのは当然ですが、見やすく読みやすく書くことも重要です。