読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

電車の中で

 昨日は、電車で都内へ向かいました。通勤時間帯に都内へ向かうことは年に数回しかありません。地下鉄有楽町線直通の電車でしたが、私は埼玉中央部から乗りますので座って本を読んでいました。行き先は有楽町駅です。

 池袋の少し手前でかなり電車が混み合ってきた時、私の目の前若い女性がつり革に掴まってきました。最近、若い人はほとんどの場合、電車の中でスマートフォンを操作しています。私のように本を読んでいるのは少数派です。しかし、その女性は珍しく文庫本を読んで電車の揺れに身体をゆだねているような感じでした。

 後二駅ほどで池袋に到着する時です、その女性は口元を押さえて前屈みに上半身を丸めました。気付いた時から化粧の薄い顔色のあまり良くない女性だとは思っていたのですが、若い女性の顔をジロジロ見る訳にも行きませんから私は眼を自分の本に向けていました。具合が悪くなった女性の両側も若い女性でした。両脇の女性は「大丈夫ですか?」と声を掛けながら当然席をゆずるであろう私の方を見て睨みます。もちろん、私は座っているつもりはありません、「どうぞ」と言って席を譲りました。ただ、本人ではない脇にいた女性は、自分たちが眼で合図したから私が立ち上がったと思ったようで、気が利かないおじさんである私を蔑むように見ていました。

 私は、有楽町まで行かなければなりません。池袋でこの女性達が降車してくれればこの場の気まずさは解消されます。しかし、残念ながら池袋駅では降りそうもない気配です。私は、1秒か2秒立ち上がるのが遅れたせいで電車を降りることにしました。私が席を譲った具合の悪い女性は、座ってからもずっと背中を丸めています。私は、具合の悪い女性が無事、行き先に到着することを願いながら、また、両脇にいた目つきの怖い女性が私のことを忘れてくれることを願いながら、池袋で降車して次の電車に再び乗りました。

 やはり、満員電車は嫌ですね。今回とは違いますが、私は痴漢の冤罪に合わないように、立って乗る時は棚に鞄を上げて、両手でつり革に掴まるようにします。どうしても出来ない時は、女性の後に立たないように気を付けます。イスラーム社会ではありませんが、電車の車両はもっと男女別になりませんかね。