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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

レ ミゼラブル:良き人バルジャンと正しい人ジャベールの葛藤-まとめ

『レ ミゼラブル』(Les Misérables)は、ヴィクトル ユゴーが1862年に執筆したロマン主義フランス文学の大河小説です。原題『 Les Misérables 』 は、「悲惨な人々」「哀れな人々」を意味します。1個のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになったジャン ヴァルジャンの生涯を描く作品ですが、魅力的な登場人物が多くその個性がそれぞれの登場場面で光ります。作品中で描かれた時期は、ナポレオン1世没落直後の1815年からルイ18世 シャルル10世復古王政時代、七月革命後のルイ フィリップ王の七月王政時代の最中の1833年までの18年間ですい。また、随所でフランス革命、ナポレオンの第一帝政時代と百日天下二月革命とその後勃発した六月暴動の回想・記憶が挿入され、しかもそれらが詳細に描き込まれているため、歴史的な資料としても価値が高いと評されています。加えて、当時のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活も、物語の背景として詳しく記載されています。(逆に、物語だけを愉しみたい人はそれが邪魔になるようです) 

 

 日本では、黒岩涙香(くろいわ るいこう)による翻案が『噫無情』(ああむじょう)の題で1902年(明治35年)10月8日から1903年(明治36年)8月22日まで『萬朝報』(よろずちょうほう)に連載され、これによってユーゴの名が広く知れわたることになりました。私も、小学生の時は、『あゝ無情』と言う題の本で読んでいます。

 

 日本は、フランス本国と並ぶほど『レ ミゼラブル』の人気が高いそうですが、私は、涙香の名訳があったからではないかと思っています。今でも、私より年上の方なら『レ ミゼラブル』より『あゝ無情』の方が馴染むのではないでしょうか。

 

 ところで、この大小説の主題は、なんでしょうか。私は、第1巻で登場したミリエル司教の「神の愛」が主題だと思っています。ジャン バルジャンの生き方や人生がメインテーマなのではありません。ミリエリ司教が見せた神の慈悲は、ジャン バルジャンを通して、ファンチーヌ、コゼットの親子を救い、マリウスと祖父を和解させ、ジャベール警部の良心に火を灯しました。ですから、ミリエリ司教の話の部分は読み飛ばしてはいけません。

 

 話変ります、今日から連休と言うことですが、私は1~3日まで1人会社で仕事です。その後、4~6日の三日間は、研修講師養成講座で勉強します。さらに、5月12日からは、「薬事の学校-2014」も始まりますので、その準備もあります。そのため、明日から5日までブログはお休み致します(見るだけ)。6日は、『ジャン クリストフ』から再開します。

皆さんも、事故に遭遇しないよう、楽しい連休をお過ごし下さい。