takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

衰退するフランス文学

「本当の発見の旅とは、新しい風景を探すことではなく、新しい物の見方を得ることだ。」

 

 フランス文学は、サルトルカミュの全盛期を最後に1970年頃から衰退しています。

 私は、工業化学科の学生だったくせに、フランス文学の大長編小説が大好きでした。上の言葉は、フランスの文豪マルセル プルースト(1871~1922)の言葉です。

 

 原文だと「Le seul veritable voyage n'estpas d'aller vers d'autres pays mais d'avoir d'autres yeux.」となるようですが、私はフランス語はさっぱり分かりません。

 

 プルーストの代表作は、「失われた時を求めて」です。作品名は有名ですが、あまりの長さに読んだことのある人は少ないようです。私は、この作品とロマン ロランの「ジャン クリストフ」、ビクトル ユーゴーの「レ ミゼラブル」が特に好きでした。これらに比べるとサルトルカミュは「たいしたことないね」等と考え、学生時代は友人にも話していたものです(今、考えると冷や汗ものですけど)。

 

 このまま、フランス文学の衰退を目の当たりのするのも良いのですが、ファンとしては1人でも仲間のフランス文学ファンを増やすべく行動したいと思います。

 

 明日から上記3名の3作品について書こうと思います(原発を途中で止めるのではありません、今、少し詰り気味なだけです)。