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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

平成26年度技術士試験・3段階勉強法で合格しよう

 技術士を目指す皆さん、こんにちは。

 今週の月曜日、24日に平成26年度の技術士2次試験概要が発表になりました。すでにご覧になった方も多いと思います。試験日は例年通り、8月の第一土日です。つまり、総合技術監理部門を受験される方は、8月2日土曜日、一般技術部門を受験される方は、3日の日曜日です。今から、おおよそ4ヶ月、昨年涙を飲んだ方、今年始めて受験される方、どちらも18週間の予定をしっかり立てて計画的に勉強して下さい。決して難しい試験ではありません、第一線で、業務を行われているエンジニアの方なら必ず合格できます。あるいは、第一線を退いて管理者となっている方なら総監技術士に必ずなることができます。

 

 合格率なんて気にしても仕方がありません。そもそも、毎年約25%の方が受験を申込んでおきながら受験していないのです、受験しなかったら受かるはずはありません。日本技術士会に14,000円を寄付するようなものです。日本技術士会は、財政的に苦しいらしいので、ありがたいことですが、受験料を払うだけの方は大きく損をしています。

 

 技術士試験対策は、どこから手を付けて良いのか分からないと仰る方がいます。昨年から復活した択一試験は、過去問から取り組めば良いのですが、論文試験の方はそうは行きません。市販されている模範解答を暗記するのは全くの無意味です。そもそも、どんな問題がでるのか全く分かりません。でも、大丈夫です。これからの18週を以下のように進めて下さい、必ず合格します。

 

1週目~2週目

 過去の択一試験・論文試験からキーワードを集める、日頃の専門的な業務から考えれば重要な用語、頻出する用語は何となく分かると思います。技術士会のサイトから過去問をダウンロードしてキーワードを探し出して下さい。目標は200個、14日間ですから1日15~16ワードです。

 

3週目~10週目

 それぞれの、キーワードを300文字で解説して下さい。これが、択一試験の対策にもなります。また、いきなり長い文章を書けないという方は、作文の練習にもなります。論文試験の解答用紙は600字詰めです、300文字は、解答用紙半分の長さです。先ずは、半分の長さに慣れましょう。また、このキーワード解説文を書くときコピー&ペーストは不可です、当たり前ですが書くと言う作業に慣れるために行う訳ですからコピー&ペーストで良いはずがありません。

 ワープロで書くのは良しとしますが、できれば手書きが良いでしょう。書いた解説集は、何度も読んで記憶して下さい、ICレコーダに録音して聴くのも良いと思います。単語帳を使うのも良いでしょう。これは、各自ご自分の好きな方法で良いと思います。8週間で200ワードの解説文作成と暗記です。全部作ってから暗記でも、作りながら暗記でも構いません。1週あたり25ワード7,500文字です、1日なら3.57ワード約1,070文字で大したことはありません。

 

11週目~18週目

 あなたは8週間、200ワードを300文字で解説しています。これは、60,000文字になります。600字詰め解答用紙100枚文です。気付かないうちに作文能力が向上しているはずです。今度は、キーワード解説文を上手くつなげて論文試験の過去問に挑戦してみて下さい。8週間ありますから、最初の2週間は、1枚で解答する問題に挑戦して下さい。一日1問~2問が目標です。また、この段階になったらぜひ手書きで解答しましょう。試験当日は、勿論手書きです。手書きに慣れていないと、午後4時間で600字詰め7枚を書くことができなくなります。手書きに慣れて書くための筋肉を鍛えましょう。

 1枚で解答する問題に慣れてきたら2枚で解答する問題、3枚で解答する問題と進んで下さい。ほとんどの部門が、1毎解答問題2問、2枚解答問題1問、3枚解答問題1問の合計7枚という問題構成になっています(少なくとも昨年は)。おそらく、形式はそれほど変らないと思います。

 

 以上が、3ステップ勉強法です。もう一つ、付け加えるとなるべく添削を受けてください。人によっては、解答文が全く論文の形式になっていない方もいます。分からないことは、教わりましょう。恥ずかしいことではありません。

 

ここまでで、およそ2,000文字、丁度40分掛かりました。

 

最後に、私の好きな兼好法師徒然草150段をご紹介します。

 

 能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

 未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。

 天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。