takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

感謝とマーカス バッキンガム氏

 昨日の記事は、私の性格テスト?結果をアップしただけですが、はてなブックマークを沢山いただきました。また、そのお蔭でアクセス数も大きくのびました。本当に有難うございます。私としては、手抜きしたような記事だったのですが、ブログですから面白ければ良しとしましょう。原子力事故の暗い記事よりは、笑えると思います。

 

 ただ、自分で読むと「収集心」以外は「そうかな~?」と言う感じです。収集に関しては、本だけですが確かに当てはまります。映画のDVDや音楽CDは、それほど集めていません。そもそも、私は普通の会社員ですからそんなに様々なものを集める資金力はないのです。

 

 ところで、『さあ、自分の才能に目覚めよう』を書いた片方の著者、マーカス バッキンガム氏は、2008年『最高の成果を生み出す6つのステップ』と言う本を出しています。こちらも、日本経済新聞社刊、翻訳者は変わって加賀山卓朗氏です。しかし、こちらの本はそれほど売れておらず、2008年6月に初版発行後、7月に2刷りが出てお終いのようです。私は、2ヶ月前に2冊同時に購入しました。どちらの本も基本的な考え方は同じです。強みを見つけて強みを伸ばすこと、その点が強調されています。でも、私のように強みなんて無い人間はどうなるのでしょう。

 

 例えば、テストの結果では「収集心、学習欲、達成欲、内省、未来志向」が強みだと診断されましたが、これがみな強みでしょうか?私は、はなはだ疑問に思っています。例えば、未来志向ですが、『「もし・・・だったら、どんなに素晴らしいだろうなぁ」と、あなたは水平線の向こうを目を細めて見つめることを愛するタイプの人です。未来はあなたを魅了します。』と、ありますが、「そりゃあそうだろう誰だって同じじゃないの」と思ってしまいます。内省もそうです、誰でも一人自分のことを考え、自分の行動や、過去未来を考える時はあるはずです。もっとも、そんなねじれた性格が私の弱みなのかもしれません。素直に、喜んで「そうだ、やっぱり未来志向でいかなきゃだめだ」と納得する方が良いのかもしれません。

 

 本は、否定的に読む方が良いと学生時代に教わって、今でも実践しています。否定的に読んで否定できなかった本が本当に気に入った本、意見の合う作者なのだと思っています。もっとも、大抵の方はそんな読み方だと思います。私が特別と言うことはないでしょう。

 

 マーカス バッキンガム氏の本について、結論だけ言います。行動を起こすためのノウハウ本と考えるなら、私は、売れなかった『最高の成果を生み出す6つのステップ』の方が、良くできた本だと思いました。近い内に、比較しながら書評を書きます。