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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

福島原発事故-2

 地震津波-1

 

 通称「東日本大震災」は、東北太平洋地震を発端とする津波や余震・原発事故までを含めた自然災害です。日本政府は、震災による直接的な被害額を16兆円から25兆円と試算しています。この額は、被害が大きかった岩手・宮城・福島の3県の県内総生産の合計に匹敵します。また、世界銀行の推計では、自然災害による経済損失額としては史上1位としているようです。阪神淡路大震災の時は、兵庫県の県内総生産の半分ほどでしたからその規模の大きさが良く分かると思います。

 平成23年(2011年)3月11日14時46分18秒、宮城県牡鹿半島の東南東沖130キロメートル、仙台市の東方沖70キロメートルの太平洋の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震です。震源は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500キロメートル、東西約200キロメートルのおよそ10万平方キロメートルという広範囲すべてが震源域とされています。日本の国土面積が377,900平方キロメートルですから、1/4強に相当します。いかに広い面積かお分かり頂けると思います。

 最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・栃木・福島・茨城の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測しました。私はこの時、埼玉県大里郡にある勤務先の工場の中にいましたが、少しぐらいの地震では揺れを感じない工場で大きな揺れを感じましたから、これは大きな地震が近くであったのだろうと思いました。それでも、工場の中で何かが倒れたりした訳ではなく、業務は通常に進めていました。災害の大きさを知ったのは、17時過ぎに、食堂のテレビを見てからです。

 気象庁のサイトには、過去から現在に及ぶ地震の観測データが公開されています。気象庁では、この地震を「平成23年東北地方太平洋沖地震」と命名し、政府は、地震を原因とする災害を「東日本大震災」と呼称することを閣議で決定しました。

 大陸プレートのことは、テレビで何度も報じられていますが、西北西-東南東に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界が広い範囲で破壊したことにより発生した地震です。本震のエネルギーが大きなものでしたから、余震も凄まじいものでした。なにしろ、M7.0以上の余震が5回、M6.0以上の余震は82回、M5.0以上の余震では506回と桁外れの余震回数です。また、この時海の底で発生した岩盤の大きな振動は海の水をも大きく動かしました。それが、津波です。