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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

インフルエンザと大雪と

科学技術 日常

 

 身体は、やっと平常通りに戻りました。昨日は、電車が動いたら会社へ行くつもりでしたが、東武東上線は森林公園までしか動かず。森林公園~寄居間は終日不通、それにしてもすごい雪の量でした。私の記憶の中では平成6年(1994年)2月12日の大雪と平成10年(1998年)1月15日の大雪を越える積雪量だと思います(あくまで、埼玉中心から北側の話)。電車が終日動かなかったのも他に記憶がありません。今日は、会社へ行く予定ですが電車は動くのでしょうか?

 

 さて、今回私が罹患したウイルスは、A型インフルエンザでした。分類学上は「エンベロープを持つ、マイナス鎖の一本鎖RNAウイルス」として分類されるオルトミクソウイルス科に属すそうです。

 その中に、A型インフルエンザウイルス 、B型インフルエンザウイルス 、C型インフルエンザウイルス の3属があり毎年少しづつ変化します。ただし一般に「インフルエンザウイルス」と呼ぶ場合は、特にA型、B型のものを指し、その中でもさらにヒトに感染するものを意味する場合が多いようです。ヒト以外に感染するウイルスの場合は、「鳥インフルエンザ」、とか「豚インフルエンザ」と言います。また、最近の学説ですと、インフルエンザは、本来、カモなどの水鳥を自然宿主として、その腸内に感染する弱毒性のウイルスであったものが、突然変異によってヒトの呼吸器への感染性を獲得したと考えられているようです。

 

以下、「新しいウイルス入門」武村政春著-講談社ブルーバックスより

 

 インフルエンザウイルスの大きさは、直径およそ80~120ナノメートルと、通常の風邪(普通感冒)の原因となるライノウイルスよりは大きいが、ポックスウイルスよりは小さい。そして、先に述べたようにエンベロープウイルスであり、表面にはHA、NAなどのタンパク質が多数、外側に向かって突き出ている。

 RNAウイルスであるインフルエンザウイルスのRNAは一本ではなく、八本ある。いやむしろ、遺伝子の本体としてのRNAが八本に分かれて存在している、と表現したほうが分かりやすいかもしれない。このように、ウイルスにおいて、遺伝子の本体である核酸がいくつかの「断片」に分かれていることを「分節化」という。ただし、C型インフルエンザウイルスは七本のRNAに分節化している。

 分節化した八本のRNAのうち、五本にはそれぞれ一種類ずつのタンパク質を作る遺伝子が存在し、三本にはそれぞれ二種類ずつのタンパク質を作る遺伝子が存在する。つまリインフルエンザウイルスのRNAは、合計11種類のタンパク質を作ることができるというわけだ。

 

 

 上記の本の説明によると、ヒトの身体にある1個の細胞に侵入した1個ウイルスは、ヒトの細胞を使って自らを複製し、10万個になって飛び出してくることもあるそうですから、あっと言う間に身体の中はウイルスだらけになってしまうのでしょう。0.1ミクロン(100ナノメートル)の小さい奴ですが、侮ることはできません。

 皆さんも、うがい、手洗い、マスクなど十分お気を付け下さい。