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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

シャーロキアン技術士・5(アブダクション)

シャーロキアン

kotobank」でアブダクションを調べると、2つの異なる定義を見つけることができます。また、Wikipediaで調べると3つの異なる定義を見つけられます。

別にどれが正しいと言うものではありません。日本語にだって同音異義語はあります。英語もフランス語も同じです。スペルは3つとも「ab・duc・tion」です。

 

折角ですから簡単に3つとも解説しましょう。

 

先ず、Wikipediaだけに載っていたウエイトトレーニングの種目の1つとしてのアブダクション

これは、中臀筋の筋力・筋量を効果的に増やすことができる筋肉トレーニングです。普段から運動もしない私が書くのも変ですが、調べたことをそのまま書いているだけです。これ以上詳しいことはネットで検索して下さい。アブダクション トレーニングには大まかに3つの手法があるようです。また、マシンを使ったトレーニングなので文字だけでは分りにくいと思います。以下はWikipediaからほとんどそのままですが、「筋トレTV」と言うサイトを見れば動画で見られます。女性の体型維持にも良いそうです。

 

1- シーテッド アブダクション マシン

マシンのシートに座り、膝の外側にパッドがくるように調節する。両脚が閉じた姿勢からスタートする。

息を吐きながら大腿を開く。

中臀筋が十分に収縮するのを感じ取ったら、息を吸いながら元の姿勢に戻る。これをを繰り返す。

2- スタンディング アブダクション マシン

マシンの正面に立ち、膝の外側にパッドがくるように調節する。両脚が交差した姿勢からスタートする。

息を吐きながら片脚を上げていく。

中臀筋が十分に収縮するのを感じ取ったら、息を吸いながら元の姿勢に戻る。これをを繰り返す。

3- スタンディング ケーブル アブダクション

ロープーリーにアンクルストラップをセットし、足首に巻く。マシンに対して横を向いて立つ。両脚が交差した姿勢からスタートする。

息を吐きながら片脚を上げていく。

中臀筋が十分に収縮するのを感じ取ったら、息を吸いながら元の姿勢に戻る。これをを繰り返す。

 

 

次は、若しかしたら一番ポピュラーなアブダクションかもしれない、誘拐です。

これもWikipediaからそのままです。

 

アブダクション(第4種接近遭遇)

アブダクション(誘拐)の事例報告は年々世界で増えている。フィクションであったことが解明された例も増えている。いずれの場合も証言のみで物的証拠に欠けるというケースが多いが、体験者によると、UFOによりUFOの中に誘拐され、医学的な手術を受けたり、小さなトランスミッション(発信機)を埋め込まれたり、実験や研究の対象となったという証言、場合によっては性行為の対象となったという報告もある。アブダクションの対象となった人々は博士・医師・弁護士・教授などの職業層から非熟練労働者まで広い範囲にわたっている。またアブダクションを報告するものはUFOコンタクティーと混同されることが多いが、殆どのアブダクション体験者はその体験で金銭を得ようとはしない傾向がある。

 

私の個人的意見としては、妄想としか思えませんがまあ、信じている人もいるのでしょう。別に誰の迷惑にもなりませんからご自由にどうぞと言ったところです。

そして、3つめのアブダクションが、シャーロック ホームズが事件解決手法として用いたアブダクションです。先ず、kotobankから引用します。

 

1- 大辞林 第三版の解説

アブダクション【abduction】

アメリカの哲学者パースによって定式化された科学的探究の一段階。演繹および帰納に先立って,観察された現象を説明する仮説を発想し,形成する手続きを指す。仮説的推論。

 

2- ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

起こった現象を最もうまく説明できる仮説を形成するための推論法のこと。仮説形成とも訳される。アメリカの哲学者パースがアリストテレスの論理学をもとに提唱し、帰納法、演繹法と並ぶ第三の推論法として、新たな科学的発見に不可欠なものであると主張した。日常的な例としては次のようなものがある。 (a)庭の芝生が濡れている(現象) (b)雨が降ると芝生が濡れる(法則) (c)だから(今はやんでいても)雨が降ったに違いない(仮説) ここでは(a)の現象の原因を説明するため、最終的に(c)の仮説を立てている。しかし、芝生が濡れる原因は雨のほかにも「夜露が降りた」や「誰かが水まきをした」などいくつか考えられる。そのため、(b)の法則の内容そのものは正しいとしても、その法則を思いついて、ここに当てはめるかどうかは推論する者のひらめきにかかっている。このようにアブダクションには、想像力の発揮される余地が大きいといえる。

 

3- 世界大百科事典内のアブダクションの言及

【発見法】より

…発見に関係する推論は,仮説を提起する〈発想〉であり,これは通常の形式論理学の枠内に入らず従来無視されてきた。しかし歴史的にもすでにアリストテレスは,〈演繹〉と〈帰納〉のほかに〈還元〉をとり上げており,C.S.パースはこれを〈アブダクション〉と訳して,その仮説提起的な発見的思考の意義を強調していた。 こうした発見法としての発想の諸型として,〈類推〉〈普遍化〉〈極限化〉〈システム化〉などがあると考えられる。

 

おそらく、2のナビゲートシステムの解説が分りやすいと思います。業務上の問題を解決したいと思った時、自分の職場であれば毎日の観察により何となく問題点は頭に浮かんでいるものです。私の場合は、それを明確にして「若し、原因が◇◇◇◇ならば、××××を行うことで解決できるはず」と考えて行きます。つまり、日頃見ている事象をもとに仮説を立ててしまいます。客観的なデータを集めるのはその後です。毎日自分が業務を行っている職場の問題であればほとんどがこの方法で解決できます(日頃からしっかり職場を観察していれば)。時々間違いも起きるため、最高の問題解決方法ではありませんが、最速の問題解決方法であることは間違いありません。データ集めもデータ分析もいらないのですから。

続きます。