takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

『残念な人の仕事の中身』-ロバート W ゴールドファーブ著

 

『残念な人の仕事の中身』は、ロバート W ゴールドファーブ著、川村透訳、大和書房刊で、私が持っているのは、2011年10月25日・第4刷の本。

ちなみに、原題は「what's stopping me from getting ahead?」。

日本人とアメリカ人では、考え方も仕事に対する態度も随分違うと言われているし、実際に異なるのだろう。しかし、アメリカ人であるゴールドファーブの本を読むと人間関係の本質的な部分は同じなのだと思わざるを得ない。

 

ゴールドファーブは、仕事で評価されない人(仕事ができない人ではない)の12の特徴として以下のように述べている。

  1.  一貫性の欠如:ごまかす。人の手柄を横取りする。まわりに不信感を持たせるような振る舞いをする。
  2.  役割の無理解:「上司にとって何が大事か」をよくわかっていない。
  3.  ジコチユー:人と協力して仕事をするのを嫌がる。
  4.  傲慢:高飛車で挑発的。トラブルメーカー。
  5.  頑固:譲歩しない。組織の利益より自分のエゴ。絶対に譲らない。
  6.  理論至上主義:理屈っぽい。直感や第六感をまったく受け入れない。融通の利かない石頭。
  7.  偏見:異性や異なる立場の相手を軽視する。
  8.  変化への抵抗:変化を嫌がる。新しいアイデアも非現実的と切り捨てる。
  9.  仲良しクラブ:かつての同僚の上司になりきれない。いつまでも仲良しクラブのまま。
  10.  まかせない:人に仕事をまかせられない。自分でやったほうが簡単と思っている。
  11.  問題の誇張:解決方法よりも問題自体にとらわれすぎ。過度の心配性。
  12.  無用なユーモア:人を傷つける皮肉や無神経なユーモアばかり言う。

これは、日本の職場であっても全く変らないと思う。

と、ここまで書いたが今日は、幕張まで行く用があるので続きはまた明日。