takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

H25年度の技術士二次試験は間近です

今回は、文体が違います。いわゆる、「敬体」という文体で書きます。

 

技術士二次試験は、8月3日(土)に総合技術監理部門の試験、8月4日(日)に20の専門部門の試験が行われます。5月に申込みを済ませて14,000円を払った人は必ず受験しましょう。勉強があまりできなかったとか、受かる気がしないとか、人それぞれ色々思う所はあるでしょうが、ダメもとで受けても受験すれば偶然の合格もあり得ます。しかし、受験しない場合は絶対に合格しません(当たり前ですけど)。特に、初めての人は必ず受けましょう、当日、風邪などで具合が悪くなっても受けることをお薦めします。雰囲気に慣れることも重要だからです。必ず、次の年に繋がるはずです。

 

私の場合、平成23年度は北海道札幌市の試験会場で受験しました。「札幌コンベンションセンター」という会場で、本年度も試験会場に指定されているようです。会社は、試験当日から夏休みでしたので、一日前の午後から休みを頂いて飛行機で札幌に移動し、駅前のホテルに2泊して土曜の総監部門と日曜の機械部門の試験を受けました。日曜は、試験が終わってから私の実家がある函館に急行電車で移動しています。

この会場は、空調が非常に良く快適に試験を受けることができました。23年は、東日本大震災の影響で電力不足がニュースになっていましたが、北海道ということもあり何の問題もありませんでした。また、会場も広く休めるところもあって本当に良い試験会場だったと思います。しかし、結果は機械部門の専門科目が「B」、あとは総監含めて「A」でしたが不合格で終わっています。

そして、昨年24年度ですが、土曜日の総監試験は、池袋の「東京電子専門学校」です。今年も試験会場に指定されていますから、総監試験はここで行われるでしょう。JRの池袋駅から歩く場合は10分ぐらい見て下さい。地下鉄有楽町線の東池袋からなら5分かからないと思います。しかし、ここは割り当てられる教室によって環境が異なります。文句を言うことはできませんが、狭い教室の場合、空調の風が直接当たる席があります。私がそうでしたが、猛烈に冷えます。半袖短パンで受験会場に行く人は、少し荷物になりますが、羽織れる上着を1枚持って行くことをお薦めします。風が頭に当たると、冷えて気持ちが良いと言う人は好きにして下さい。

日曜日の機械部門の試験は、国分寺にある「東京学芸大学」での受験でした。ここも、教室による違いはあると思いますが、東京電子専門学校よりずっと広い教室ですから、教室毎の違いは少ないと思います。天井もそれなりに高いから空調の風も気にならないかもしれません(ただし、ここは今年の試験会場に指定されていないようです)。まあ、それでも上着1枚くらいはカバンに入れておいた方が良いと思います。環境変化に強く、気にしないで試験に集中できる人は別ですが、些細なことが気になる人はそれだけで試験の成績に影響がでると思います。準備は完璧と思えるまで整えましょう。

最後に、私がこだわった筆記用具について触れておきます。

筆記用具には、シャープペンシルを使用しました。パイロットの「S-10」と言う製図用のシャープです。これの0.7ミリ芯を3本を本文用に用意しました。別に、タイトルをハッキリ目立つように書くため、0.9ミリ芯のS-10を1本、図を描くときのために0.5ミリのS-10も1本持ちました。芯は全て2Bです。ただし、S-10はグリップ部分が金属のローレットで長く持っていると指が痛くなります。そのため、グリップ部分に、柔らかいシリコンのグリップ用ゴムを装着して使用しました(正式名称は分りません)。加えて、消しゴムは、ノンダストタイプの「まとまる君」(ペンテル)を2個用意して行きました。他は、三角定規と分度器、直線定規が入ったコンビニで売っている定規セットを1セットです。

ざっと、こんな感じです。ほとんどの方は、半年近く勉強してきたはずです、最後に簡単にできる事前準備を怠って、不本意な結果に終わることがないように準備を行って下さい。私が、添削指導を行った方も含めて、受験する方の幸運を願っています。