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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

隕石の衝突から地球を守る

本日も、外出先から変則的な時間にブログを更新する。

 

2002年(平成14年)6月6日、ギリシャのクレタ島リビアの間、地中海上空で、小天体が爆発した。小型の原子爆弾程度のエネルギーで爆発したが、この天体の地球への接近は検出されていなかった。海洋上の空中で爆発し、破片(隕石)なども回収されていない。。

人工衛星や地震観測所で爆発は検出され、広島型原爆の2倍の規模のTNT火薬26キロトン相当の爆発エネルギーだったと見積もられた。人の住む地域で爆発していれば、大惨事が発生したと思われる。

 

また、日付は異なるが、本年、2013年2月15日エカテリンブルク時間 (YEKT) 9時20分26秒にロシア連邦ウラル連邦管区のチェリャビンスク州付近で発生した隕石落下の場合は、始めて大規模な人的被害をもたらした災害である。とはいえ、どちらも地表面まで達して爆発した訳ではない。20キロ上空の成層圏で空気との断熱圧縮による熱で爆発している(空気との摩擦熱ではない)。

 

これ以外にも、2001年以降、隕石の落下は数件確認されている。つまり、直径10メートル以下程度の隕石は数年に一度ぐらいの間隔で地球に落ちているということである。

 

そんな災害から地球を守るため、今から11年前に地球防衛軍が人知れず結成された。その名は「 B612財団」。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子様」に登場する王子の故郷の小惑星B612にちなんで命名されたのだ。私の年代の方なら「シャドウ」とか「科学特捜隊」とか「ウルトラ警備隊」を連想されたかもしれないが、現実はそうではない。

B612財団は、2001年10月20日にアメリカ航空宇宙局のジョンソン宇宙センターでピート・ハットとエドワード・ルーによって主催された小惑星に関するワークショップから生まれた。メンバーは、NASAの科学者やエンジニアを中心としている。残念ながら、スーパーヒーローはいない。財団そのものは、2002年10月7日が誕生日。

上記では、少しおふざけが入っている。しかし、B612財団そのものは、正真正銘、小惑星の衝突から地球を守るために設立された民間の財団である。当面の目標は、「2015年までに小惑星の軌道を制御の下で変えることができるようになること」としている。だが、今のところその技術は確立されてはいない。映画の「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」はヒーローが命を賭けて地球を守ってくれたが、現実に爆弾を仕掛けて爆破する方法は無理のようだ。今は、とにかく早く見つけて軌道を少し変えることを考えているようである。