takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

焦りと雨が操作ミスに繋がった、アメリカン航空1420便オーバーラン事故

1999年(平成11年)6月1日、 アメリカ合衆国アーカンソー州・リトルロックリトルロック・ナショナル空港で死者11名、負傷者110名となるオーバーラン事故が発生した。

 

1999年6月1日22時40分、アメリカン航空1420便(運航機種はマクドネルダグラスMD-82)が、乗員乗客145人を乗せてダラス・フォートワース国際空港を離陸した。 当日、着陸予定であったリトルロック・ナショナル空港は暴風雨が予想されており、アメリカン航空の運行管理は2時間遅れて離陸した1420便に、発生するであろう嵐より先にリトルロック・ナショナル空港に着陸するよう指示した。 飛行距離は比較的短いため「大丈夫だろう」と思われた。 しかし着陸が近づいてくるにつれて嵐が発生、強風と大雨が1420便を襲った。 しだいに機体が揺れ始め操縦が困難になった。 着陸は目前となっていたが、機長は暴風雨が激しくなることに焦っていたようである。

 

着陸するとき機体は強く滑走路に接地した。 雨のため滑走路は濡れており、1420便は接地直後から滑走路右へ左へとスリップし始めた。 ブレーキが効かないため、速度を落とすことができずに機体は滑走路の外に飛び出し、空港敷地内の進入灯用鉄製プラットフォームに激突し大破、炎上した。 乗客乗員145人の中の11人が亡くなった、その中には鉄製構造物に衝突した際に負傷した機長も含まれていた。

 

事故原因

事故原因は、乗務員の操縦ミスと思われる。

空港を離陸するのが2時間近く遅れていた

暴風雨の発生により空港が閉鎖される可能性のため焦りが生じていた

リトルロック空港近辺で暴風雨が発生しており滑走路が濡れていた

この3つの要因が操縦ミスを招いたと思われる。適切なブレーキ操作を行わなかったため通常より停止距離がかかる上に、雨で濡れている滑走路で滑って滑走路をオーバーランした。

 

//// ここまでは、ウィキペデイアから省略・加筆して転載した。

 

今日は、変則的な時間にブログの更新を行っている。

通常、私は午前2時半~3時に起床してブログを更新、その後は自分の勉強時間に充てている。今日は、色々あってそれが出来なかったから、現在、会社でこれを書いている。

本日は、休みの日だが、2ヶ月に1度行う工場の床清掃日であり現在も業者の方達が作業をしている。私は、作業のチェックと戸締まりのため、作業が終了するまで事務所にいなければならない。何時も、16時頃には終了するので間もなく終ると思う。

 

さて、上記の事故だが、航空機事故と雨には相関はない。全ての事故を調べた訳ではないが、雨だから着陸時に事故が多いと言うことは無い。アメリカン航空1420便の事故は、機長の焦りが、操縦ミスに繋がり事故に至ったと考えて良いと思う。不幸中の幸いは、120名中、110名の方は怪我で済んだことである。飛行機は大破しているから、写真を見れば死者が11名で済んだことが奇跡的だと感じる。