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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

多くの児童が犠牲となった、四川省大地震

2008年(平成20年)5月12日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州マグニチュード8クラスの地震が発生した。中国地震局は、「?川地震(ウェンチュアンじしん、ぶんせんじしん )」という名称を基本としている。

地震によって道路や電力・水道・通信などライフラインが寸断された。2008年7月22日、中国民政部の報告によると、現地時間21日正午現在までで、この地震による死者は6万9197人、負傷者は37万4176人に上り、1万8222人がなおも行方不明となっている。14日時点での発表によれば、家屋の倒壊は21万6千棟、損壊家屋は415万棟である。中でも学校校舎の倒壊が四川省だけで6898棟に上り、校舎倒壊による教師と生徒の被害が犠牲者全体の1割以上を数え、学校建築における耐震基準の甘さと手抜き工事の横行が指摘された。11月21日の四川省副知事による発表では生徒の死亡者数を1万9065人とし、これは9万人以上とされる死者、行方不明者全体の2割を超えている。国際連合の国際防災戦略(ISDR)は死者は8万7476人としている。

地震により避難した人は約1514万7400人、被災者は累計で4616万0865人となった。

震源地の汶川県映秀鎮の死者、行方不明者は全人口1万人の約8割の少なくとも7,700人に上った。

また、都江堰市を流れる岷江の上流にある紫坪埔ダムなど複数のダムに亀裂が生じたり土砂崩れによって川が堰きとめられて地震湖が生じるなどの被害が確認されており、ダムの緊急放流や下流域からの避難を含む対策が取られている。

 

地震のメカニズム 

インド亜大陸などが乗ったインドプレートは1年間に数cmというスピードで北に動いていて、中国をはじめとしたユーラシア大陸の大部分が乗ったユーラシアプレートを強く圧迫している。数千万年前から続くこの動きによってもともとあった山塊や付加体が隆起して、ヒマラヤ山脈やチベット高原といった高地ができた。このプレートの動きは現在も続いており、ヒマラヤ山脈やチベット高原は強い圧迫の影響を受け続けている。この影響はチベット高原の北部では北方向への圧縮、同高原の東部では東方向への圧縮となり、四川盆地の西側でも東方向へ地殻が圧縮されている。また、GPS測地によって新たに考案されたプレート区分においても四川盆地の西側は南方向に動くユーラシアプレートと南西方向に動く揚子江プレートの境界部分に当たる。四川盆地の西の縁は、何らかの理由によりその圧縮の力が集中していると考えられている。

このような条件の下で四川盆地西縁には活構造ができ、地形も急になった。四川盆地西縁の活構造は康定断層帯(鮮水河―小江断層帯。厳密には、四川盆地西縁の活構造に属するのは断層帯の南東側半分のみ)や龍門山断層帯といった多数の断層を有している。また、竜門山断層帯は構造地質学上、アルプス・ヒマラヤ造山帯と揚子江卓状地(シナ地塊の一部)の境界部分に位置している。この地域は寧夏回族自治区・甘粛省東部・四川省西部・雲南省に連なる「南北地震帯」の中にあり、古くから地震の多い地帯ということが知られていた。

 

余談

この地震の時は、米国の女優シャロンストーンが「天罰だ」みたいなことを言ったり、中国政府が「中国は外国の支援を受け付けていない」と言ったりと、色々あったからご記憶の方も多いと思う。もっとも、地震発生後72時間を経て、日本からの支援を受入れることになった。時間が経つほど、生き埋め者の生存率は下がるのだから、早い時点で海外の支援を受けていれば、犠牲者の数はもっと減っていたはずだ。

 

//// ここまでは、ウィキペディアから省略・加筆して転載した。

 

5年前だが、多くの学校が崩壊して小学生が犠牲となった地震である。上にもあるように、2万人近い学童が死亡している。また、先月(4月)の20日にも再び地震があり、建物が崩壊している。日本なら、震度5ぐらいの地震であれほど多くの建物が崩壊することはない。それでも、5年前の地震に比べれば、先月の地震による被害は随分小さなものとなっているから、対策は進んでいるのだろう。小学校が瓦礫の山となり、瓦礫の上で親が子供の名を叫んでいるような光景は見たくはない。マスコミも、あんな光景をテレビで流す必要はないと思う。

テレビの映像を見ただけだから確信を持って言えるわけではないが、崩壊した建物のコンクリートは鉄筋があまり入っていないと思う。日本と比べたら明らかに少ない。だから、あんなに崩れてしまうのだと思う。中国の建築基準は、知らないけれどあれで基準を満たしているのであれば、建築基準に問題がある。まして、四川省はプレートのぶつかり合いによる地震が発生しやすい地域である。よその国のことだし、私は建築系のエンジニアではないがあれぐらいの地震で完全に崩壊するような学校は、すぐに耐震補強をするべきである。

 

話は変る。

昨日は、都内で技術士二次試験筆記講座があった。私は、専門科目を同じとする1名だけに筆記試験の指導を行った。誰でも、ぶつかる問題だが、勉強時間の確保には皆さん悩んでおられる。技術士試験は、学生が受験することはない。実務経験が必要な試験だから、基本的に実社会で働いている人が受験する。合格している人は、自分の生活スタイルの中で続けられる勉強方法を編み出して、それを最後まで守っていると思う。人のやり方を気にする必要はない、自分にあった方法を見つければ良いのだ。