takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

技術士受験申込み書

21日は、寒い日曜日だったが東京駅近くの貸し会議室には平成25年度の技術士二次試験試験を受けようとする人達が集まった。私は、Sukiyaki塾東京支部の講師としては今回初の参加だったが、3名の受験生に対して業務経歴と業務の詳細に関する添削を行った。

ここで、申込み書の個別情報は書く訳にはいかない。しかし、3名に共通して言える事は、今回、日本技術士会が親切丁寧に大変分厚い「技術士第二次試験受験申込み案内」を掲載しているのに拘わらず、それをしっかり読んでいないと言うことだった。

大変分厚いと書いたが、PDFで60頁である。しかも、本当に肝心なところは数頁しかない。また、5~7頁には試験で問われることが詳しく書いてある。何を問われる試験なのか分からないで受験するのは、あまりに無駄な行為ではないか。

今回、7頁には「専門知識」「応用能力」「課題解決能力」の三つの言葉を解説し、部門または、選択科目の中で何を問うと書いてある。受験するならせめてそこは読む必要がある。申込み書は5月8日締め切り(8日の消印はOK)だからまだ時間はある。連休中にじっくり考えて小論文を練り直すことをお薦めする。

加えて、技術士法の第一条と第二条をよく読むこと。なぜなら、技術士とは何にであるのか、明確に定義されているからである。