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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

技術士の試験では、想定外を想定せよ

資格・試験

技術士受験申込み書

 

受験申し込み書の受付は、今月の10日から始まっている。自信のある方はすでに提出されているかもしれない。私も、2回目の時は早かった。確か、4月20頃には提出したと思う。ただし、今年からは、技術的体験論文に変わる小論文を願書と共に提出する必要があるから、慎重になっている方も多いかもしれない。試験方法の変更は、誰かに不利・有利になると言うことはないと思う。私の時は、筆記試験の結果により技術的体験論文を提出していたが、平成25年度からそれがなくなった。かわりに、受験を申し込む時、業務の詳細を720字に纏めて小論文を書くことになったと言うことである。

業務経歴書と小論文は、筆記試験に合格した後の、口頭試験で使用される。言ってみれば、試験委員の質問ネタである。だから、小論文を書く際は、以下の質問を想定して書いたほうが良い。

1) なぜ、この業務が技術士の業務としてふさわしいと考えましたか?

2) この技術的な提案を選択した根拠は何ですか?

3) 現時点で見ると、他の方法もあったと考えますか?

4) 特許はどうされましたか?

5) 何か、失敗はありませんでしたか?

6) 上手く行った原因は何だと思いますか?

等々。

 

他に、年齢と立場のアンバランスがあると、そこに絡めた質問もあるかもしれない。

例えば、入社して間もないときにプロジェクトの責任者として業務を行ったと書いた場合は、根掘り葉掘り質問されると「想定」しておくこと。「想定外」だと不合格となる。

 

一方、読みやすさ、見やすさにも注意して書くべきだ。人によっては、「中身で勝負するから体裁は関係ない」などと思っている人もいるようだが、それは違う。クライアント(客)に提出する提案書に気を使わないエンジニアは、技術士に向かないと言って良い。クライアントが、上司でも同じであり、技術士の試験委員でも同じである。社内で読んでもらう報告書だって、読みやすさは考慮して書くはずだ。

場合によっては、何を書くかよりも、如何に読ませるかの方が大切なこともある。改行、フォント、太字などは使用して良いのだから、一目で見て読みやすい体裁を整えることを考えて書いて欲しい。技術士会の受験案内で言えば、記入例2より、1の方が良い。

加えて、「この業務の要点を一言で言うと、何ですか?」と問われたら、何と答えるかも想定しておいて欲しい。この質問が出る可能性は低いが、ポイントは何であるのかを整理しておくことはとても重要である。