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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

工場見学

機械学会・生産システム部門が主催する工場見学へ行ってきた。茨城県稲敷郡阿見町吉原にある漢方薬のツムラ茨城工場である。「生産システムの初歩的な工場見学です、学生の皆さんもどうぞ、但し定員は15名」と案内が来たので、すぐに申し込んだ。現在50歳の私は、放送大学院の学生である。しかし、集合場所である東京駅近くの駐車場に行ってみたら、停まっていたバスには大学の先生、その他、機械学会の偉い方々ばかりが乗っていた。多分、私が一番若い学生?だったと思う。

東京駅から、バスで高速道路を走ると阿見町まで1時間15分程度で到着した。そのため、工場近くのアウトレットで各自昼食をすませ、13時に工場へ入った。近くには、牛久大仏があり工場からもよく見える

13時~17時まで、途中無塵服に着替えたりしながら良く見せて頂いた。同じ医療の世界でもツムラは医薬品、私の会社は医療機器で全く異なる。自動化された生産システムは24時間体制でフル稼働。正月、GW、夏休み以外はノンストップで生産らしい。原料の使用量は月に500トン、製造部門の人の数は100名を超えない。

残念ながら、内部の詳しいことは書けないが、漢方薬と言う現代の科学技術と異なる分野の生産技術を良く見せてもらうことができた。勿論、本来はお隣の国、中国で発達し日本に伝わったものだが、日本では独自の発達を遂げ本家のそれとは異なるものになっている。さらに、生産システムは全くことなるものであり、現在の中国では、ツムラで作る漢方薬と同じレベルの薬を作ることはできないらしい。

一方、ツムラの製品は、国内だけで売られている。現在は米国輸出を目指しているらしいが、薬に対する考え方がFDAと異なりなかなか前に進まないらしい。また、アジア諸国への輸出は全く考えていないらしい。その当りは、事業戦略だから外部の人間がとやかく言うことではない。

18時10分には、東京駅到着、丸ノ内線で池袋まで戻り東武百貨店近くの居酒屋で軽く食事をすませTJライナーで帰宅した。有意義な一日だったと思う。

案内をして下さった、ツムラ茨城工場の皆さん、有り難うございました。