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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

技術士2次試験の変更・その2

昨日に続いて、技術士2次試験の変更点について述べる。

技術的体験論文の廃止と並んで大きく変更になったのは、午前中に行われていた一般論文の廃止である。(但し、総合技術監理部門は違う。)

 

平成19年から24年まで2次試験は、各部門毎に「一般論文」と呼ばれる必須科目試験を2時間30分掛けて午前中に行っていた。私の場合は、機械部門だがその中には10の専門科目がある。午前の必須科目は、専門に関係なく同じ問題に解答する。ほとんどの場合、2問出題中、1問選択して600字詰め用紙に3枚の解答だった。

平成25年度からこれが廃止となった。代わりに「技術部門」全般にわたる専門知識を問う択一式試験が行われる。問題数は20問出題、15問の解答である。加えて、この試験は、2年の猶予期間を設けて平成27年度からはふるいに掛けられる。つまり、択一試験で合格点に満たない者は、論文の採点が行われないということである。

これは、若い技術者の方には有利だと思う。私を含めて年配の技術者は、基礎的な知識を忘れている。新しい試験制度では、論文の書き方を勉強しながら、受験部門全般にわたる専門知識を広く勉強し直す必要がある。内容としては、大学の専門課程レベルらしいから、特別高度な内容でもないとは思う。自分が勉強した科目を卒業10年以内に受験する人なら、勉強しなくても合格するだろう(学生時代の成績にもよる)。しかし、卒業してから20年、30年と経つ人は普段使用していない専門知識などその残滓が頭の中に残っている程度であろう。今から、学生時代の教科書を探し出しておいた方が良い。ちなみに、配点は30点、15問解答だから1問2点である。

 

一方、選択科目は、負担が大きくなったと思う。24年度までは、「選択科目」に関する専門知識と応用能力を問われる問題が出題され、2~6問ぐらいから、選択して2~3問に解答していた。600字詰めで6枚解答である。これが、2つに分かれて出題されるようである。

1)「選択科目」に関する専門知識及び応用能力を問う問題。600字詰め4枚で解答。

2)「選択科目」関する課題解決能力を問う問題。600字詰め3枚で解答。

合計7枚に対し、4時間で解答する、配点はそれぞれ40点で計80点。択一試験と併せると、110点満点の試験である。

私は、平成23年度の技術士試験で不合格になっている(自慢できることではない)。この時も併願で受験した。結果は、機械部門の選択が「B」、必須は「A」。総監部門は必須が「A」、選択は機械だから前述とおり「B」。つまり、機械の選択科目で不合格となっている。来年からの試験制度では、合格できなかったかもしれない。

以上、2日に分けて概略を書いた。もう少し試験が近くなったら、また、色々書く予定でいる。繰返しになるが、択一試験に関して自信のない人は、早めに勉強を開始した方が良い。マークシートは論文と違ってごまかしが効かない。また、受験申込みの時は、「業務内容の詳細」の書き方に注意すること。「成果等」と書いてあるが、「成果」は、1~2行で良い。課題を設定し、問題点を明確にする。その後、解決策とその根拠を述べる。720字の中に、自分の夢を託そう。