takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

元禄大地震

元禄大地震は、元禄16年11月23日。現在の歴に直すと1703年12月31日、午前2時頃関東地方を襲った巨大地震である。江戸城の将軍は、5代将軍綱吉だった。

震源は相模トラフの房総半島南端にあたる千葉県の野島崎と推定されている。マグニチュードは7.9-8.2(これも、推定)。この地震による死者は1万人余り、負傷者は多数(十数万人?)。しかし、江戸での死者は2300名程度であり、川崎宿から小田原宿までの被害が顕著であった。相模国(神奈川県)の小田原城下では地震後に大火が発生し、小田原城の天守も焼失した。また、平塚と品川では液状化現象が発生し、朝起きたら一面泥水が溜っていたなどの記録がある。

 

///// ここまでは、ウィキペディアから省略・加筆して転載した。

 

この地震の後、大きな被害が出た関東の地震は、1855年11月11日の安政地震、次が1923年9月1日の大正関東地震である。間隔は150年と70年、現在は大正関東地震から90年経っている。

首都圏でM6.7~7.2の地震が起こる確率は、東京大学地震研究所によって「グーテンベルク・リヒター則」と「改良大森公式」の二つを組合わせた計算方法で算出され、2011年9月に報道された。「今後30年で98%、4年以内で70%」とのことである。もっとも、「非常に大きな誤差を含んでおり数字そのものにはあまり意味がないと考えて欲しい」と言う文言が研究所のサイトで公開されている。加えて、京都大学防災研究所によれば、「首都圏でM7以上の地震が発生する確率は5年以内に28%、30年以内に64%」と発表されているが、数値の信憑性はどちらの研究所も同じ程度である。
地震の発生そのものは防ぐことができない。地震の時は、まず、自分の体の安全を確保することを優先するべきだ。