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takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

JR羽越線・特急列車脱線事故

この事故は、7年前、つまり2005年(平成17年)の12月25日に起きた事故なので、ご記憶の方も多いと思う。場所は、山形県東田川郡庄内町・JR羽越線北余目駅~砂越駅間である。

/// 以下、事故データはウィキペディアから略して引用 ///

19時14分頃、秋田発新潟行きの上り特急「いなほ14号」が、橋梁通過直後に全車両が脱線・転覆した。そのため、先頭車両は沿線沿いの養豚場に隣接する堆肥小屋に激突し、先頭車両に乗っていた5名が死亡、33名が重軽傷となった。

当日の山形県庄内地方では暴風雪・波浪警報が発令されており、激しい吹雪が続いていた。事故の直接の原因は突風だとされ、周辺にある防砂林のクロマツが倒れていることや目撃情報などから、局地的に発生したダウンバーストあるいは竜巻に煽られ転覆した可能性があるといわれた。

事故後、山形県警察が東京都内の大学研究室に依頼した風洞実験の結果、当該列車は風速40m以上の突風に襲われたと推定さている。しかし、事故当日の気象庁酒田測候所が観測した最大瞬間風速は21.6m、現場近くにJRが設置した風速計の数値も20m程度であり局地的に発生した突風を測定できなかったのである。

事故の後、2006年には、事故現場の前後2.3キロ区間に恒久的な防風柵が設置され現在に至っている。

///// ここまで /////

私は、通勤に東武東上線を使用している。3~4年前から、一部の区間では時間当りの雨量が基準の数値を超えた場合、列車の運行は停止となるようになった。

2005年4月25日に起きた福知山線の事故後は、明らかに電車の運行停止が増えている。路線上のどこかで事故があると、上り下りの全線が停止するようになった。この、羽越線事故の後は、強い雨・風の場合も運行停止あるいは、徐行運転となる場合が増えている。

交通運行システムの場合、運行の安全は乗客へのサービスよりも優先される。飛行機が良い例だが、飛行機の場合、大抵の人は遅れることに慣れてしまっている。電車・列車の場合、我々日本人は正確に動くことに慣れているため、「少しの雨ぐらいで止めるなよ」などと思ってしまう。私は、自分への戒めも兼ねて、事故や災害の記録を取り、原因や対策を自分ながらに考えるようにしている。そうすることで、少しの遅れでイライラする気持ちは和らぐのである。