takumi296's diary

技術士・匠習作の考へるヒント

日常

ハラールとハラーム:異文化の理解はできるのか?

これも以前取り上げました。 インドネシアの味の素事件です。 以下は、 cilsien.info から インドネシア味の素事件(2001年) 2001年1月、インドネシア味の素のうま味調味料"AJI-NO-MOTO"がハラル認証を受けながら、認証後に発酵菌の栄養源を作る過程で使用…

服装というもの

So may the outward shows be least themselves: The world is still deceived with ornament.時として外見は実体とはおよそかけ離れているもの。世間はいつでも上面の飾りに欺かれる。「ベニスの商人」第3幕2場 シェイクスピアの台詞です。 この場面は、別…

ワイシャツの基本

ワイシャツは、スーツの下で動きます。ですから、スーツの動きに合わせて動くワイシャツは、着心地が良いのです。 着心地の良いワイシャツは、長時間着ていても、身体が違和感を感じません。素材には十分拘った方が、良いと思います。 日本では時々、半袖シャ…

ワイシャツという下着

ワイシャツは、元々、男女共用の下着です(フランス語: chemise:シュミーズ 麻シャツの意)。16世紀~17世紀頃に服の切れ目で下着を見せることが流行し、白色の麻のシャツになったのが、現在の原型と言って良いでしょう。第二次世界大戦頃には、イタリアで…

ネクタイと言う不思議なアイテム

ネクタイって不思議ですよね。なにしろ、この布きれを首に巻いて身体の前にぶら下げれば、フォーマルなスタイルと認めて貰うことができるのです。 とは言え、最近はクールビズの影響で(言い出したのは小池都知事)、メーカーや業者が倒産するほど売れないよ…

財布や名刺入れなどの革小物

ここでも国産好きです。 ただし、名刺入れだけは数年前からイタリアの「イル ブセット」のものを使用しています。なにしろ、このデザインが好きで気に入っています、他にこのデザインは無いと思います。もし、国産で同じデザインのものがあったら教えて下さ…

男性用ビジネスシューズ:種類とメンテナンス-2

靴の種類に関してもう少し書きます。 もう少し初歩から行きましょう。 先ず、靴の部分的名称です。 朝日新聞社刊「紳士靴を嗜む」:飯野高広著より 9番のブローキング部分に穴飾りが無いといわゆるストレートチップと呼ばれるフォーマルな靴になります。 穴…

男性用ビジネスシューズ:靴の種類とメンテナンス

前回、靴のことで記事をアップしたら割と好評でした。 別にお洒落云々とは言いませんが、ある程度の年齢になったら年相応の格好はした方が良いと言うのが私の考えです。はっきり言ってしまうと、若いときは若さで輝きます。これは、男性、女性を問わないと思…

男性用ビジネスシューズ:スコッチグレンVS三陽山長

靴はスーツよりもお金を掛けた方が良い、これが持論です。 また、手入れを怠ってはいけない、一日履いて帰宅したら、ブラシで埃を落して壁に立てかけて朝まで置きます。朝になったら無色の栄養クリームをすり込んで、磨いてからシューズキーパーを入れて靴箱…

『読書』という体験

昨年暮れから今年にかけて、2冊の本を取り上げてここで書きました。 『プルーストとイカ』、『意識をめぐる冒険』です。 私は、本を読むのは割と早い方です。普通の新書なら2時間くらいでしょう。40歳を過ぎてから、小説はほとんど読まなくなりましたが、夏…

聞えません

何のタイトルなのか分らないと思います。 でも、まさにタイトル通りの状態です。 詳しく書きましょう。 自分の病気のことをブログで告知されている方は割といます。 私が読者になっている「はてなブログ」の中にも数名いらっしゃいます。 正直、私にはなかな…

米国製・シリーズドラマ CSI:NY VS クルミナル マインド(Criminal Minds)

およそ、一月ぶりの更新となりました。 ブログの書き方を忘れています。3時50分に起きて、皆さんのブログを眺めながら、何を書こうか考えていたところです。 昨日は、少し自由時間があったので本棚からDVDを引っ張り出して(一月前に購入したものです)2時間…

マイナンバー制度、ご存じですか?-6

ブログでバラバラ書いていると読みにくいですね、と言って纏めて長い文章を書く時間もないし、正直困ったものです。 今回は、要するにというところで纏めます。 平成28年1月から「社会保障」「税」「災害対策」の3分野でマイナンバーを利用します。「社会…

マイナンバー制度、ご存じですか?-5

民間企業にとって、いくつかの重要なポイントが決定しています。まず、番号はいつから集めてよいのかです。事業者による個人番号の事前収集についてQ.税や社会保険の手続きに関して個人番号関係事務実施者となる事業者は、平成28年1月(個人番号の利用開…

マイナンバー制度、ご存じですか?-4

昨日は、大失敗でした。個人番号カードの見本は以下のようになっています。 こう言った記事では、間違った情報を載せるのは命取りです。以後、十分注意します。 変な矢印が残っていますが、見えないものとして下さい。 ご覧の通り、裏面に個人番号が記される…

マイナンバー制度、ご存じですか?-2

マイナンバー(個人番号)そのものは、12桁の番号です。日本に住民票を持つ全ての国民に附番されます。 個人番号の指定を受ける対象者は、市町村に住民票がある住民全員です。日本国籍の住民はもちろんとして、中長期在留者、特別永住者などの在日外国人も含…

どうしてブログを書き続けるのでしょう-2

このブログは、文藝評論家小林秀雄さんの評論集「考えるヒント」から題名を借りています。その小林秀雄さんには、デビュー作と言って良い「樣々なる意匠」と言う作品があります。とても難解な本で、私は初期の小林作品はあまりすきではありませんが、今回は…

平均寿命と平均余命

先ずは、グラフと表をご覧下さい。始めは、世界主要国の平均寿命推移 今度は、男女・年齢別の平均余命表です 資料は、どちらも厚生労働省のサイトからです。 上のグラフで日本の平均寿命は、2011年にへこんでいます。もちろんこれは、東日本大震災が原因です…

どうしてブログを書き続けるのでしょう

何時もと趣向を変えます。 早いもので、このブログを始めて2年が過ぎました。初めの頃は数年~数十年前の、その日に起こった事故や災害について失敗学会のデータベース(失敗百選)から元データを拝借して簡単な解説だけを書いていました。言ってみれば練習…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-15

今回は少し古い時代のオーディオ話です。東京オリンピックは昭和39年(1964年)に開催されています。1960年に始まり1964年に終ったオーディオのブームの一つに「エコーブーム」があります。ナショナルつまり松下電器では「”超音響”ステレオ」と銘打って大き…

日本の1日も紹介しましょう

「人口100人で見た日本」の方が面白のですが、もう一方を紹介しないと何となく手間を省いた感じがします。やはりここで紹介しましょう。 現在の日本で、1日に生まれる新生児の数は2,821人、逆になくなる方は3,475人です。つまり、1日654人づつ人口が少なくな…

厚生労働省もパクリますね

「世界がもし100人の村だったら」(池田香代子著)は2001年のベストセラーです。環境問題をを分りやすく説いた良書と言って良いと思います。 明らかにこの本を真似て書いていますが、厚生労働省は2010年(平成22年)から「100人でみた日本」と「日本の一日」…

誰が言い出した「人食いバクテリア」

先ず以下は、ヤフーのニュースサイトより ******ここから****** Yahoo!ニュース 過去最多 致死率30%「人食いバクテリア」感染激増の恐怖 (日刊ゲンダイ) 過去最多 致死率30%「人食いバクテリア」感染激増の恐怖 昨年から恐怖の“人食いバ…

薬事法改正、長い名前が覚えられない

「薬事法」は今回の改正により、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」というとても長い名前の法律になりました。落語の「寿限無寿限無」のようです。「等」と言う字が2回出てくるのがポイントです(太字)。 今回の改正は、…

ブログ及びWebサイトの年度計画2015(平成27年)

いわゆる、正月三が日は今日でお終いです。しかし、明日は日曜日なので会社は休みです、そのためという訳ではありませんが、今日と明日はパソコンに向かって書き物を進めます。もちろん、ブログだけではありません。 個人的なWebサイトとして「技術士受験講…

明けましておめでとうございます。

日の出15分前iPadによる、パノラマ撮り。 坂戸は6時49分日の出だそうですが、東側には厚い雲。 10分前、普通に撮りました。 これで7分前6時42分。 本来なら日の出の時間6時49分です、普通に撮りました。 寒いのでこれで、家に入りました。 しかし、反対側の…

本年も色々お世話になりました

3日空けてしまいました。 その間、会社に泊まり込んだり、なんだり、かんだりと目まぐるしい年末でしたが、昨日で仕事納め、今年も終了です。 ブログもこのまま終了して来年から書こうと思ったのですが、一言ぐらいご挨拶をしないとどうにも気になります。今…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-7

いつもこのブログをお読み頂いている「戯れ言」さんから、ティアックのレコーダーについてリクエストがあったので、何回かに分けて録音テープとテープ録音機について書きます。また、「のり巻き疾風」さんからご注意を受けたダイナミックレンジについては、…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-6

今日は、カセットテープのお話です。 普及したかしないかは別にして、カセットテープにはいくつかの規格がありました。その内、日本及び海外でもっとも普及し広く使われたのは「Cカセット」つまりコンパクトカセットテープです。この他、少し前までマイクロ…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-6

西暦2000年を過ぎた頃から、FM放送はインターネットに負けて衰退してきました。しかし、FM放送は、70、80年代当時、高音質音楽ソースの一つに数えられていました。高級チューナーメーカで有名だったトリオは、当時のブランド名「ケンウッド」から、FM専…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-5

ここで、私が使っていたシステムを説明します。と言っても、当時東京江東区の安アパートに住んでいた私は、部屋にシステムを置くことができませんでした。そこで、函館の実家にシステムを置いて夏と冬に帰郷した時だけ聴いていたのです。ただし、弟が家に居…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-4

前回は、懐かしい企業の名前をならべました。しかし、歳のせいです、「サンスイ電機」と「オンキョー」を忘れていました。情けないですね。サンスイは会社そのものがなくなってしまいましたが、オンキョーはまだ頑張っています。なぜか、パソコンを作って売…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-3

何時もですと、オーディオの歴史的な説明からずっと書いていくことになるのですが、今回は少し趣向を変えます。 アメリカとの戦争に負けてスッテンテンになった日本は、偶然が重なり奇跡的な復興を遂げました。食べることにも困っていた時代は過ぎ、趣味を楽…

あの頃は燃えた、熱かった『日本オーディオ界』の70年代、80年代-2

良い再生装置とは何か。 別に難しい話ではありません、オーディオという再生装置について語る上で、ここは避けて通ることができない部分です。 良い再生装置とは、 「音の良い再生装置」 「忠実に原音を再生する装置」 「低音から高音まで再生領域が広い装置…

あの頃は燃えた、熱かった『日本のオーディオ界』の70年代、80年代

何を隠そう(隠すつもりはないけど)、秋葉原が『Windows95』開発コードネーム『Chicago』の勢いに負けてパソコンの街になる前、あそこはオーディオの聖地でした。通称「音キチ」と呼ばれたハード系オーディオマニアは、「無酸素銅だ」、「LCOFCだ」、「ベリ…

倫理問題を考えよう:トリアージ問題

「トリアージ?」何だそれ、と言うのが普通の人の感覚でしょう。少し無理矢理日本語に直すと、「識別治療」が近いと思います。要するに、一度に大勢の患者が病院に搬送されその処理能力を超えた場合、見た目で軽傷の人は放っておく、重傷の人を優先して治療…

少し功利的に寄り道

はてなブログのブロガーfktackさんがご自身のブログ 功利主義は自殺を肯定するか - 意味をあたえる 功利主義は自殺を肯定するか - 意味をあたえるの中でこのブログの記事「トロッコ問題」について言及して下さいました。そこで、トリアージ問題に入る前にも…

倫理問題を考えよう:カンビュセスの籤-3

この物語の主人公エステルは、種としての人類を存続させることは個人の命よりも大切なことだと信じています。ですから、くじ引きで負けた人間を食料にする、その食料を食べて生き続けることに疑問を感じていないようです。 食料を大切にするシーンはあります…

倫理問題を考えよう:カンビュセスの籤-2

この物語の問題を要約すると、人を食べてでも生き続ける意味はあるのか?と言うことです。籤を引いて1人を選んで特殊な機械に入れて人間を食料にする。残った人間はそれを食べて栄養を蓄え、冬眠に備える。その冬眠は1万年に及び、地球外知的生命の助けを求…

倫理問題を考えよう:カンビュセスの籤

技術士対策講座、初日からお申し込みを頂きました。 本当に感謝いたします、今年、必ず合格しましょう。 さて、少し間が空きましたが倫理問題に戻ります。 『カンビュセスの籤』(カンビュセスのくじ)は、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)さんが…

倫理問題を考えよう:冷たい方程式-3

冷たい方程式には、もう一つ問題があります。 大抵のパイロットは、1~2回密航者と遭遇すると言うほど密航されやすいなら、飛び立つ前にもう少ししっかりチェックしろと言うことです。この話の中でも、密航者は温度センサーで簡単に見つかっています。だった…

倫理問題を考えよう:冷たい方程式-2

この小説の問題も安全設計の方へ話を持って行くとややこしくなります。そもそも、小惑星を人間が調査するような時代であれば、薬を届けるような業務は無人探査機が行うはずです。人間を乗せるのはお金が掛かるからです。地球の大気圏を飛ぶ飛行機だって近い…

倫理問題を考えよう:冷たい方程式

『冷たい方程式』は、トム ゴドウィンによって1954年に「アスタウンディング・サイエンスフィクション」に発表された短編SF小説です。SF小説史上もっとも注目に値する作品のひとつと評価する人もいます。 しかし、小説としてはそれほどのものとは思えません…

倫理問題を考えよう:トロッコ問題-3

トロッコ問題は、今日で終わりにします。 これまでの選択肢は、色々ありました。これを一貫した理屈で説明することはできるでしょうか。例えば、「私は人の命に干渉しない」、だから何もしない。とか、「私は功利主義者だから、常に数の少ない方を犠牲にする…

倫理問題を考えよう:トロッコ問題-2

この問題も、派生問題が色々あります。少し条件を変えて見方がどう変わるかを見るためです。本質的には同じこと、言い換えると5人を守るために1人を犠牲にするのは良いか悪いかを考えるのですが、昨日の話のように全く逆の結果になるのはなぜでしょう。5人を…

倫理問題を考えよう:トロッコ問題

有名な『これから「正義」の話をしよう』:マイケル サンデル著・鬼澤忍訳・早川書房の33ページに取り上げられている倫理問題です。不勉強な私は、2010年6月27日にこの本を読むまでこの問題を知りませんでした。恥ずかしい限りです。 トロッコ問題とは、「あ…

倫理問題:臓器くじ-2

昨日の説明は簡単でしたが、意味はお分かり頂けたかと思います。要するに、くじ引きで死ぬのは50歳以上、加えて若い人で移植を必要とする人が優先的に助けられるというものです。体の大きさが異なりますから無理は分っているのですが、何か特殊な方法で小さ…

倫理問題を考えよう:臓器くじ問題

臓器くじ問題は、様々なところで議論されているのですが、「Wikipedia」に上手く纏められていましたので、先ずそれをご覧下さい。 以下は、「Wikipedia」から文章は語尾を変更し、一部略しています。 臓器くじ問題は、倫理学者のジョン ハリスが提案した思考…

倫理問題を考えよう

悪い癖ですが、途中でテーマを変更します。 哲学の話も止めるわけではありません。技術士試験にも役立つし、何より私自身とても興味のある問題なので書いてみたいと思っています。書くことで考えることができるからです。 さて、その技術者倫理ですが、倫理…

エンジニアは、哲学の夢に魘(うな)される-9

今回は、プラグマティズムです。「pragmatism」は英語ですが、「pragmatisch」 というドイツ語に由来します。実用主義、実際主義、とも訳されることのある考え方ですが、元々は、経験不可能な事柄の真理を考えることはできないという点でイギリス経験論を引…